概要

旅行記は久しぶりだなあ。

……と思ったんだけれど、今年の1月に、極限旅行をやってるじゃんか。何を思ってんだぼくは。

というわけで、本州最西端、毘沙ノ鼻を訪れてみた話をする。

 

本州最西端、毘沙ノ鼻

こちらは駐車場の様子。恐竜の像がぼくらを出迎えてくれるのが謎すぎるのだが、このあたりで恐竜の足跡が発見されたことがその理由らしいぞ。

恐竜の像を後にし、ぼくらの目的である岬へ向かおう。

ちょっと歩けばすぐに岬だ。

謎オブジェクトがいくつか目に入る。

同行者: あら、カワイイ。

緑さん: なんですみっコぐらしw ……ああ! 本州のすみっコだから、か!

歌碑があるぜ。内容は、 “長門なる 沖つ借島 奥まへて 吾が思ふ君は 千歳にもがる” という万葉集の和歌だ。そばの解説碑によると、西暦738年に、宴席にて、長門守が右大臣にあてて詠んだものらしい。 “長門の国にある沖つ借島の名のように、心の奥に深く思っているあなた様は、千年も長生きしてほしいものです” という、地名を使って長寿を願う気持ちを歌ったものらしい。そんで、その “沖つ借島” というのが……

……岬から見ることができる、あの蓋井島 (ふたおいしま) らしいぜ、解説碑によると。心の中の、あの島までの距離くらいの深いところに、相手のことを思っていたってことね。雅ではないですか。

備え付けられている双眼鏡は無料で使用可能だ! 素晴らしいぞ!

 

おしまい

“最西端” みたいなので思い出すのは、10年前の龍飛崎ツーリングかな。

このときはしっかり相棒とカブと一緒に訪れていて大したものだ。写真もスマートフォンではなくガラケーで撮影していてレトロさ溢れる昔の記事だなあ。

以下の記事からリンクされています