概要

今回の野宿旅は、数日間おこなった。以前の野宿旅 (夏) はこちら↓

 

野宿中の気温

冬の野宿は初めてだ。どれくらいの気温に対して、どれくらいの装備が相応しいのか分からない。だから、今回はずっと気温を意識していたよ。その記録を残しておこう。

今回の野宿、だいたい気温は0度から5度だった。

シェルターとフライシートとエマージェンシーシートを張った内部は、0度から5度くらいアップするみたい。だから、内部は5度から10度にだったことになる。

肝心のダウンシュラフの中の温度は、外気温と比べて、20度くらいアップするみたいだった。今回の野宿では、シュラフ内は20度以上をつねにキープできたことになる。

眠るには十分な温度なんだけど、シュラフ自体は冷たくなっているので、身体の当たりどころが悪いと寒くなっちゃう。また、首周りに隙間を作ると冷気が流れ込んで寒い。だから、シュラフの首周りをギュッと絞って、顔にはタオルを被せて、外気と触れる肌面積をできる限り小さくするのが、冬野宿のコツかな。

細かいことを言えばコツは色々あったけれども。シルバーシートを広く敷いて、地面からやってくる冷気を防ぐとか (カブに積める荷物の量が限られているので、これはうまくできなかった)、シュラフをなるべく色々なもので包んで保温するとか、旅の最中とにかく荷物を濡らさないこと、とか。

ずっと気温を意識してたので、 “0度までは、スノーブーツを履いて、 WORKMAN のイージスパンツを穿いて、トップスに4枚くらい着込んで、ネックウォーマーを装着して、 WORKMAN のイージス手袋を着用すれば、行動できる” というような、具体的な指標を体感できたのが楽しかった。

0度クラスの環境では、フライシートの内側の結露が凍結する。

この野宿旅経験で、寒さへの忍耐力が高まった気がするぜ。4, 5, 6度くらいの気温は、もう、 (対抗するための服装が分かるので) 余裕と感じることができる。

 

気温ネタのオチ

おうちに帰り着いたら、室温は20度 (野宿中のダウンシュラフの中の温度) で、

お布団の中は30度を超えていた。

おうちってありがたい。お湯に触れることのありがたさ、暖かいことのありがたさ、安心できることのありがたさ。