概要

Dr.Martens のクツについては、「ソールが特別製」「歩きやすい」「足が痛くならない」とよくうたわれている。これまで2足履いた限りではそれは大嘘である。革靴の中ではマシなのかもしれないけれども。ぼくのようにスポーツシューズや実用的なクツばかり履いてきた者がその謳い文句を真に受けるとショックを受ける。皮膚は擦れ、腱は強張って痛み、本来歩行に必要ない筋肉までもが疲労する。よくもまあ履きやすいだの、言えたものだ。革靴のよいところは見た目だけだ。

三ヶ月前に手に入れた Dr.Martens のことが気に入り、週5くらいで履いている。いやこれだけ革靴を低評価している緑さんがヘビーローテーションしているのだから、自分でもよくわかる、どうやらこの子の見た目は、ぼく的に相当ツボみたいだ。手入れをしつつ、楽しんで履いているよ。三ヶ月間履き続けて、違いが目視できるようになってきたので、経年変化記事を書いてみる。まずこれ↓が三ヶ月前で……

三ヶ月後↓

 

手懐け記録

気に入っているので、キレイめの場所だろうがアウトドアだろうが履いていくぜ。

この履き込みの甲斐あって、うちの子のアッパーはすでにぐにゃぐにゃで、ほぼ「手懐け」は完了していると思う。

 

ソールの硬さはどうしようもない。インナーソールを使う

アッパーはそれでいいのだけれど、ソールの硬さは本当にどうしようもない。足を酷使するのはスポーツをしているときだけでいい。そこで Birkenstock(ビルケンシュトック)のインソールを使う。

Birkenstock はサンダルで有名だけれども、元来インソールから始まったメーカーだ。このインソールはコルクで出来ている。これを使うことで、腱の痛みはなくなった。

ただしまた新たな問題が出てきている。インソールと革靴本体の摩擦が、ギュムギュムというみっともない音を出すのだ。この問題への対応はまだ完了していない。異音の発生源であろう踵の部分に革をつめてみたりして、よい方法を見つけ出そうとしているのだけど、んー、まだ途上。