概要
オシャレ靴に批判的な緑さんが、珍しく気に入った革靴、 Dr.Martens 1461 MONO 3 HOLE である。とうとう履き続けて1年が経過したので、エイジングの様子を見てみよう。
いやあエイジングなんていうオシャレ用語をこのぼくが使うようになるとはなあ……。
購入当時の姿
3ヶ月後の姿
1年後の姿
履き皺はこんな感じ↓だ。親指のところが段になっているのがキュートな感じだ。オイ、履き皺について語り始めたらいよいよヤバいぜ。
サイドはこんな感じ↓だ。足か、シューキーパーの影響で、横に膨らんでいるような履き皺がついている。んー、これは、サイズが合っていないかのようなみっともさを初見では覚えたが、革靴の場合は、硬い革靴が足に馴染むまでエイジングしたことの証左であり、良いことだろう。
1461 MONO 3 HOLE
1461 はブーツである 1460 に対してシューズのモデルだ。1961-04-01に登場したのでそのモデル名になっている。微妙に覚えづらいね! 「1641」とよく間違える。「日・月・年」の順番なのよね。
もちろん 1460 ブーツは1960-04-01に登場した。 Dr.Martens では 1460 ブーツがファーストモデルで、 1461 シューズがセカンドモデルである。
本記事の主役 1461 MONO は、 1461 シリーズの中でも、ステッチが黒く、ソールも黒く、シューホールも真っ黒のモノトーン・モデルだ。かなり「2足目感」のあるモデルだね。 Dr.Martens ユーザで最初からこれを選ぶやつはそう居ないだろう。 Dr.Martens ユーザは1足目で定番のブーツを買い、2足目でシューズを買う。そして、人によって「やっぱりこっちが好き!」とブーツかシューズを選んでいくのだ。汝、ブーツを買ったらシューズを買いなさい。
注意点もろもろ
ぼくはコイツの見た目が好きだし、手入れをするのも、性格的に合っているので楽しめる。が、革靴って良いところばかりではないので注意点もきちんと併記しておこう。
- 選ぶ際の注意点として、緑さんと同じような、ランニングシューズや運動靴といった実用的な靴ばかり履いてきた連中にアドバイスがある。そういった靴たちは、1cm~1.5cm大きめのサイズを選ぶのが一般的である。が、革靴たちは、サイズぴったりか、むしろすこし小さめを選ぶのが適切だ。そうでないと、靴ずれを起こしたり、腱を痛めたり、「靴に咬まれ」たりと、酷い目に遭う。
- Dr.Martens は「ソールが特別製」「歩きやすい」「足が痛くならない」とよくうたっているけれども、まったくそんなことは無いのできちんとインナーソールを揃えたほうがよい。革靴のよいところは見た目だけだ。緑さんが使っているのは Birkenstock (ビルケンシュトック) の、コルク製の硬いインナーソールだ。 Birkenstock はサンダルで有名だけれども、元来インソールから始まったメーカーだ。
- むかしは規定の丸紐のシューレース (靴紐のことだ) を使っていたけれど、丸紐はマジですぐ解ける。せめて平紐を選ぶのがよいだろう。 1461 モデルについては65cmくらいの長さのシューレースがちょうどよい。
アルバム
革靴のネット記事を見るときは、エイジング過程のたくさんの写真が載った記事が好きだ。だからぼくも、この1年の写真を載せていくぜ。
これは買ったばかりの頃↓
これは結構慣れてきた頃↓
アッパーの「手懐け」が完了して、どこへ行くにもコイツで OK! ってレベルの頃↓
「どこへ行くにも OK」すぎて散歩だろうがハイキングだろうが山歩きだろうが OK ってレベルの頃↓