概要
簿記三級を獲ったんで、所感を書こう。 (プライバシー保護のため金仮面卿を使わせていただいております。)

勉強と試験の思ひ出
- CBT (Computer Based Testing) 形式の受験。 CBT は初めてだ。
- CBT はいいぞ!
- 受験日を選び放題だ。
- ストックされた問題の中からランダムに問題が構成されるらしく、そのシステムゆえ、平均点が安定しているらしい。良いことだ。
- 簿記は “ミリしら” だったぼくの勉強内容は、こんな感じ↓
- CPA learning の日商簿記3級講座を全23回視聴する (https://www.cpa-learning.com/courses/90002)
- CPA learning の日商簿記3級 ネット試験対策を全15回視聴する (https://www.cpa-learning.com/courses/420025)
- CPA learning で配布してくれている問題集の、第1,2,3問対策を全部やる
- この中↑で、自分が間違えた問題だけを集めた “マイ・最強問題集” を作って遊ぶ
- CPA learning の日商簿記3級 ネット模擬試験で安定して90点以上取れるようになる (https://www.cpa-learning.com/courses/360011)
- 動画、長かったな〜! 3級講座 (16時間) とネット試験対策 (7時間) だけでも合計23時間。
- あまりにも長いので、1.5倍速視聴を利用した。
- それでも、練習問題ごとに動画を止めて手を動かしていると、毎回、動画時間の倍くらい時間はかかったな。

勉強量はクロッキー帳ほぼ一冊に達した。 “やりすぎ!! 三級ってそこまでやるものじゃないから!!” “英検一級とは違うんだよ!!” と友達に爆笑される。ただ、ぼくにとって簿記は未知の世界で、面白くて、よく知ろうとするとズブズブ勉強が進んでいってしまってな。
それで本番だけど……
- 1, 3, 2 の順番で解いたよ。
- 模擬試験よりも明らかにボリュームが多かった。
- 第1問: 仕訳問題15本ノック。18分で完答。でも1問間違い。何を間違ったのかめちゃ気になる……でもそれは参照できない……これが CBT の欠点だ。
- 第3問: 決算整理10本 + P/L, B/S を作る。月で分かれるタイプの減価償却と経過勘定がガッツリ出て、31分かかっちゃった。いや “ガッツリ系” を出すなら決算整理は8本くらいにしとけよ! とはいえこいつは正答100%で満足。最後に純利益の数値が整合したときはテンションがぶち上がった。
- 第2問: 売掛金元帳と先入先出法の商品有高帳を埋める問題。第2問は出題パターンを押さえきってない (補助簿多すぎる) ので、毎回苦労する。売掛金元帳を完答したら残り2分になっちゃって、完答を諦めつつ商品有高帳を見たら……これめっちゃカンタン〜!! うわ〜!! 全部埋めろ〜!! の最中でタイムアップ、だった。正答60%だ。書いたものはたぶん全部正答している。
- 100点満点を目指すのであれば、第2問のパターン網羅が必要かな。そうすれば、売掛金元帳の構造を把握するのに時間を使わなくてよかったので、第2問も完答できたかもしれない。
- ただ、あんまり点数をアピールするような合格証の設計になっていないので、点数はわりとどうでもいい試験なんだろうなと思う。英検とは違う。英検では合格も大切だが、スコアがかなり前面に押し出されているからな。
てかなんで簿記?
このあいだまで英検の勉強をしてたけども、
- (2026-03-11)英検一級への道 2026-03 最後列縛りと試験合格
勉強をすると頭が疲れてよく眠れる。不眠がなくなることを発見した。だから勉強習慣を保持したいと思ったことがひとつある。
それで次は数学をやろうと思って、まずは数学史の本を読んでみたところ、
- (2026-03-28)Fukusuke『教養としての数学史』
15世紀、イタリアのパチョーリさんが自著に複式簿記のことを記した話が気に入った。500年以上前のこの時代からこんにちに至るまで、複式簿記の骨格にはほとんど変化がないらしい。じゃあ……
- 日商簿記って、 "仕事用の資格" っぽくてつまんなそうと思っていたが、国を越え、社会と時代を越えてきた "学問" だったのか!
- 社会や時代を越えてほとんど変わらないってことは、ある程度シンプルなものなんじゃないか?
- だけど、日商簿記の二級と一級は難しいって話をたまに聞く。
- 簿記の難しさって何なんだ? いったい何が難しいものなんだろう……?
……みたいに興味をもったのだ。それで始めたよ。
そんな背景があるので、勉強中に、なんだか納得いかないことがあっても、 "つってもあらゆる評価に揉まれつつ500年間変わらなかったシステムなんだから、きっとぼくの理解が浅いだけで、簿記のほうが正しいのだろう……" と考えて進めることができた。楽しいよ。
あと、簿記三級を持っている友達はけっこういるので、共通の話題が増えて楽しい。