概要
何も考えずてきとうに選んで読んだ。雑読が目標なのでそれは良いにしても、まとまった時間をとれなくて、きちんとメモを取りながら読めそうにない。メモが取れないと読書感想文もまともに書けない。だからやる気が出ず遅々としてページが進まなかった……。
のだけど、読書って別に読書感想文書かないといけないものじゃないから! と思い出したので、気楽に読むことにした。
感想
旅をテーマにしたたくさんの短編集だ。
- 短編集だと知らずに読み始めたので、展開が盛り上がってきたところで話が終わるものでがっくしきた。
- 緑さんは短編集があんまり好みじゃないのだ。
- 親愛なるルームメイト「どうして?」
- 緑さん「話に入り込めないじゃん。好みのキャラが出てもすぐ話が変わっちゃうから、共感が続かないし」
- ルムメ「おばあちゃんの昔話だと思って楽しめ」
- 緑さん「別におばあちゃんの話でもいいけど、キャラに共感できねえって言ってんだよ」
- ルムメ「おばあちゃんに共感しろ」
- 緑さん「おばあちゃんに! そういうのもあるのか!」
- 旅をテーマにしているのに、やたら金の匂いのする短編が多かった。
- クルマを使って旅をしたり、でかいバイクを使って旅をしたり、たけーブランド靴が登場したり、金銭的に成功した登場人物が多かったり。
- と思って著者を見たら、シャネルの代表取締役だった。やはりな。
- なんて皮肉なことを書いちゃったけれども、どの話の雰囲気も悪くなかった。
ちゃんと「おばあちゃんの昔話」を楽しめたと思う。