新世界樹の迷宮 ミレニアムの少女。3。

あらすじ。
謎の樹海を有する辺境の街エトリア。そこへやってきた遥香・光・典子の三人組。樹海の探索を進め第一階層を順調に突破した一行は、第二階層へ赴く。かれらを待ち受けていたのは、状態異常のバーゲン・セール、そして数々の冒険者を屠ってきた密林の王、ケルヌンノスであった。







「こりゃまた一気に植生が変わったわねえ。
 ジャングルよジャングル。」
「暑いよう…。階を下るだけで何でこうなるのかな。」
「考えてもみるんじゃ典子くん。南の国は暑いじゃろう?」
「う? うん、そうだね。」
「地図で南はどっちじゃ?」
「下…!?」
「つまり…。」
「下へ行くと暑くなる…!? なるほど!」
「バカな話してないで頂戴。
 この第二階層、一筋縄じゃいかないようよ。」




「毒、盲目、麻痺、睡眠、状態異常のオンパレードだね。
 はるちゃん全部ガードできないの?」
「アタシはまっとうな攻撃専門なのよ。
 搦め手は典子ちゃんの担当でしょ。」
「<破邪の鎮魂歌>は必要SPが多い割に効果が
 『自然回復促進』だからちょっといまいちかなあ。」
「毒防止のアクセサリがあるぞい。
 これでポイズンウーズは怖くないじゃろ。」




「こいつはどうするのよ。」
「毒の次にマズいのがスリーパーウーズの睡眠だけど、
 睡眠は防止アクセがまだないんだよね。
 あったとしても毒が危険だから、耐毒アクセは外せないよ。」
「新しく売りだされた<麻痺の香>で動きを阻害するのが
 なかなか有効じゃぞ?
 ただちと値が張るのう。」
「一個250エンだと、戦闘のたびに使うってわけには
 ちょっといかないわね。」
「結局、お供の敵を速攻してから
 あとはチマチマ倒していくしかなかろう。」
「ただスリーパーウーズの希少種が出ると一瞬でパーティ瓦解するけど。
 まあそれは仕方ないわね。」
「ふっふっ。うちにいい考えがある!」
「さすが典子くんじゃ、いざというとき頼りになるのう!」
「逆転の発想だよ! うちが<警戒歩行>スキルをとれば、
 そもそも戦闘自体を回避して進めるんだよ!」
「なん……じゃと……!?」
「SPはあるのかしら?」
「ないよ。」
「さっさと進むわよ!!」




「これが第二階層のボスにして、密林の王。
 ケルヌンノスみたいだよ。」
「うん? どうしたんじゃ遥、浮かない顔じゃが。」
「あ、ううん。密林の王っていうキャッチコピーだから、
 てっきりツタに掴まってびゅんびゅん跳びまわっている
 のかと思ってたわ。」
「勘違い華々しいね。」
「そんなにハデな勘違いだったかしら。」
「勘違いけたたましいのう。」
「そんなにうるさくした覚えはないわよ。」




「初戦は全滅してしまったけれど、この二戦目はいい感じね。」
「ワシと典子くんはとうとう休養して
 スキルを振り直すことになったがのう。」

VSケルヌンノス戦術(数字はスキルレベル)
ダークハンター10アナコンダ、9憤怒の力
パラディン9パリング
バード9雷劇の序曲、5雷幕の幻想曲、10安らぎの子守唄

「ワシは通常攻撃(雷)と、ブーストアナコンダじゃな。
 毒が入りやすいように<世界樹のブローチ>をつけて
 LUCを上げておる。」
「装飾系男子…いいと思います!」
「アタシは延々と<パリング>するトーテム・ポールね。
 ここでのキモはパーティの並び順を光くん→アタシにすること。
 これで光くんだけは確実にノーダメージよ。」
「毎ターンパリングするはるちゃんのTPを補うのが
 うちの<安らぎの子守唄>だよ。
 あとは光くんの雷属性を切らさないようにするね。」
「ちなみに、確実に攻撃をパリングできる光くんはともかく、
 アタシと典子ちゃんは壊耐性の<巨象の牙飾り>をつけてるわ。」
「後半ケルヌンノスはヒーラーボールを呼ぶが、
 ブースト無しアナコンダ+毒ダメージ一回で倒せるから
 無問題じゃの。」
「留意点として、5の倍数のターンにはカウンターしてくるけど、
 そうと分かっていれば休憩時間みたいなものよね。」
「なんていうか楽勝ムードだね。」
「遥のパリングが切れない限り絶対全滅しない構成じゃしのう。」




「ここで、宝箱から入手した解剖用水溶液を欠かさないうちです!」
「まったくいい仕事するわね
 うちのマスコットは!」ブワアア(一人エグザイルをキメる)
「ありがたきお言葉だよ!」ブワアア(一人エグザイルをキメる)
「今度こそ有用な装備が売りだされるといいのう!」

シリカ商店にて。
(゚▽゚*)<新しいのがあるから見てってね!

・バーサーカーメイル 92,000エン(ソードマン専用)

「ああああー!?」
「典子くんしっかり!? ローブを脱いじゃいかん!」
「まあこんなことだろうと思ってたわ…。」


前回の「スノードリフトって明滅弾だけでも乱入防げるんじゃね?」懸案だけど、ダメだった。明滅弾は赤状態になったFOEは止められるのだが、赤状態にはならない増援FOEの乱入は防げなかった。
今回の三人組は「二人でガチガチに補助→アタッカーがぶった斬る」というシンプルな戦術を貫いていくコンセプトであるが、今のところそれが通用しているので嬉しい。行動順は装備品でAGIを調整し、補助→補助→アタッカーになるようにしている。素のままだとアタッカーが最初に動いてしまうので参る。バフ係より先に動くんじゃねえええ!
いま困っているのは<ホーリーギフト>の高レベルグリモアが出ないこと。ずっとレベル10でグリモアを待っていたのだけど、ケルヌンノス戦で休養してしまったのでな。さらに休養してギフトのグリモアを作るか、諦めてしまうか迷うところだ。


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