エルミナ2のシナリオをひとまず終えたんで
ストーリーサマリーとかを主眼に。

今回のゲーム実は、緑さんのいっちゃん苦手な
「ストーリーを把握するのに重要な文言のなかに
 知らねえ固有名詞がズラッズラ並べ立てられる」
という代物だったんで(把握しきれるか、そんなもん)
ぶっちゃけ完全には理解できていない。

こんなんでサマライズとはおこがましいが
まあ流れだけでも押さえておこうじゃないか。





やらないヒトのためのあらすじ。

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悪霊ウルナをしばき倒し
大地フィーナス・ラーデを女神フィオナの主権へと戻した一行は
意味深な言葉とともに去ったウルナ等を追う。
連中を追って辿りつくは異世界であった。

ついに奴らを見つけ出すのだが
「おいてめーら。
 ウルナは本来フィーナス・ラーデの女神。
 しかし神々のいざこざに巻き込まれ封印されてしまい、
 今回ようやく復活できたのだ。
 お前ら自分の生みの親をやろうってのか。」
なんてことを言われてしまう。

なんてこった。
俺たちは本来の神様を悪霊呼ばわりし、挙句ぶっ殺そうとしてたのか。
こりゃいけねえ男が廃る。

というわけで一行は元の世界に戻り
贈り物をしたため
「正直すまんかった。」
という言葉と共にウルナへ届け、両者は和解できたのだった。

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こんな感じかな・・・
こうして見るとウルナ心広すぎだろ。
やっぱし女神ともなると器が違うよ、器が。
まあその贈り物に色々とグッドなシナリオがあって
なかなか感動的なんだけれども。






ちなみにあらすじだけみると
シナリオ完了への過程にデカイボスがいないように見えるが
和解の条件として
13体の大魔公連中を叩きのめすことをウルナにお願いされるんで、
そいつらがシナリオ内での最強ボスかな。

そいつらはこれまでのボスとはレベルが違う、というか格が違うんで
ちょいとラジカルな作戦をとらせてもらった。

その名も「強いの強いの飛んでいけ大作戦」。
まあつまりは
レベルと引き換えに強制的に敵を闇の彼方へぶっ飛ばす呪文を使う。

どう考えてもRPGが苦手で苦手で死んでしまいそうな奴用の仕様だと思うんだが、
まあ、
うん。
言い換えると緑さん用ってことだよ。






ミッションをこなすとこのようなお褒めの言葉を給う。
シビア風味なゲームのくせに、キャラのギャグ味が濃い。
そういうのは好きなんで、緑さんは歓迎。

辛ければ辛い時ほどふざけた冗談を言え
というのが信条なのでね。




いつものストーリー考察。

宇宙の神様たちは世界を創ったり壊したりするのがお仕事。
 ↓
この大地も創られた世界のうちのひとつで
ウルナが治めてみんなで仲良く暮らす。
 ↓
神様たちがこの世界を壊すことに決めた。
 ↓
ウルナとみんな「マジかよ」
 ↓
壊すことに反対派の神様の粋なはからいで
フィオナの世界と合体させることになった。
 ↓
するとウルナの世界のみんなはフィオナの世界で生きられるが
ウルナは封印されてしまうことに。
 ↓
みんなとしてはウルナの犠牲で生きられることになる。
 ↓
みんな「ウルナ様が復活されるまで、一同お待ちしております!!」
ウルナ「うん・・・皆、元気で!」
 ↓
 ↓
現在。
 ↓
ウルナ「復活できそう!!」
 ↓
現在の人々「なんか太古の悪霊が復活するっぽい!」
 ↓
ウルナ「は!?」


こんな感じかな。

しかしどう考えてもぶっとばすべき相手は神様連中だ。
連中は連中で
なんか災いを回避するなんか エルド とかいうなんかを探しだすために
そうやって世界を創っては壊しまくってるらしいが。
そりゃみんながふざけんなと思うのももっともだ。
ちょっと文字を足して メルド とすると糞という意味になるな。
緑さんはメルド呼ばわりしていた。

実は神様連中とも戦えるってハナシがあるのだけど。
つっても散々手を焼いた大魔公連中の
十倍以上のレベルだっていうのだから笑えない。
レベル1300とからしいんだが、神様。
あのさぁ・・・。


敵のレベルについて簡単に書くと
自分らが20-30のパーティの場合(普通に進んでウルナを倒すまでくらい)

~10:雑魚
10~30:ちょっと気合いれて戦おう(ウルナまでがこのへん)
40~:死人が出る
80近辺:大魔公レベル 1ターンでパーティ壊滅
1300:メルド




そんなところでエルミナ2はクリアとする。






緑さんは中途半端に完璧主義者&凝り性なんで
転職からのキャラクター強化に手を出したら
絶対クリアまで漕ぎ着けられんとの見込みから転職はノータッチ。

加えて、上記の性格的にマップを全部埋めたい衝動が唸りをあげたのだが
同様の理由から理性で抑えこんで
世界を救うことに力を注いでみた。
これは「マップ上に宝箱がおいてない」
「マップ探索はクエスト依頼があるときだけでよい」
という要素が大いに追い風となっている。

結果からいって
自分のことをよく分かっているこの方針は正解だったろう。


次にゲーム自体について。

やっぱり主人公が喋らないRPGは良い。
こういうシナリオが半分放棄されているようなゲームのあとって
逆にシナリオがぐいぐい引っ張ってくれるようなのをやりたくなるんだけど
そっちに行くとキャラがよく喋るんで
勝手な言い分ながら「うるせえよ」と言いたくなる。
逆にこっちに戻ってきたときに「根暗か」とは思わないからなー。


難易度。
ハードっちゃハードな気もするけど
ヘボゲーマーの緑さんが楽しめているとなると
一体どういう難易度なのかよくわからなくなる。
まあ、緑さんはマゾゲーマーに憧れている節があるんで
その趣向がむりやり背中を押してくれているってのが近いだろう。


シナリオはまあ結構いい・・・
というか。
シナリオの良し悪しは特に考えたことがない。
「起こったこと」は起こったことなんだし、起こったことに良し悪しなんてない。
問題は、起こったからどうするか、だ。
NPCキャラクターの行動に「何してんだこいつは」って思うことはあるけれど
他人の行動は「起こったこと」と同じくらい
どうしようもないし理解しきることもできないものなので不問。

だからこそ「自分がどうするか」が重要なんであって
ゆえに主人公キャラが勝手に「困ってる? 任せてよ!」
とか言い出すのにはイラッとする。
伝統的な「はい/いいえ」があるだけでもいいんだよ。
よくある「そこをなんとか」式でいいえが選べないのは別に良い。
あれはウケるだろうが。

ただまあその場合は、ムカつくNPCをあの世に送れるシステムは欲しいかな。
その点エルミナ2は面白くて
「話し合いで解決するか、問答無用で蹴散らすか」
という選択肢をいろいろな場面で問われる。
こっちが話し合いで解決するイベントなのだろうと決めてかかっているときに
「蹴散らしますか?」
などと訊かれるのだからビックリするし笑えてよかった。


あーもう、やっぱりサマリーに総括に感想となるとダラダラ長くなっちまう。
お前の文をサマライズしろやという声が聞こえてくるようだ。