概要
花海咲季 (はなみ・さき) のテーマソング "Fighting My Way" に惹かれて、初めてソシャゲをやってみたぜ。
"Fighting My Way" の素敵なところは、まずはそのメロディライン。あと、 "fight one's way" というのが好きな英語表現であるところだ。こいつと出会ったのは伊藤和夫『英文解釈教室 基礎編』だったな。
- (2018-11-13)英語の勉強 伊藤和夫『英文解釈教室 基礎編』 おわり
- "make way" = 進む
- "make" を別の動詞に変えると、進む手段を表す。たとえば "fight way" = 戦って進む
この曲名は、戦って私の道を進む、という意味なわけだ。むかしの学びを思い出せて感慨深かったというわけ。
ストーリー
花海咲季さんのストーリーはなかなかアツかったな。覚えのよい優秀な子で、文武両道で、明るい性格。とてもよい。同じく優秀な妹の佑芽 (うめ) を最大のライバルとし、負けないようにつねに努力をしている。その結果、妹には全勝しており、妹にとっては最大の壁として立ちはだかっている。
しかし、その割には妹が追いついてくることをやけに恐れているようにも見える……。それもそのはず、これまでの妹に対する勝利は、すべて勝ち逃げであり、彼女は妹に負ける前にその競技から逃げ出してきたのだ。彼女の自信満々な態度は、自身を奮い立たせるための虚勢だった。そんな彼女は、まさにアイドルとしても妹に追い抜かされつつある今、どうするのか……。
アツーい!
好みのキャラクター性とストーリーだ。
いやだけど、どの運動競技でも妹に追いつかれてしまう、というのは分かるよ? 運動神経が同じで、体格で圧倒的に負けているのだから仕方ないだろう。であれば学術系へ進めばいいと思うんだけどな。運動競技で妹に敵わない、という描写はあっても、勉強では圧倒的に優位であるように見える。
……とはいえ、咲季さんの目標は、 "なんでもいいから妹に勝つ" ことではなく、 "妹の模範たる理想的な姉である" ことだから、それではだめなのだろうな。妹とよい勝負が出来る、しかし自分のほうが勝っている、そんな分野でなければだめなのだ。
なるほどだよなー。この動機でアイドルを選んだ、というのは筋が通っているような感じがする。納得できる動機と思考回路を持っていると共感できていいよね。
進捗
だからといってエンディングを簡単に見ることができないのがソシャゲの嫌なところ。まあ、我々のふるさとであるマビノギでも、メインストリームを駆け抜けるためには時間がかかったか。
攻略の進捗としては、
- 親愛度: 8
- 初星課題: 10くらい
- 難易度レギュラーの中間試験: 1位通過
- 難易度レギュラーの最終試験: 1位通過
いや、てっきり、ここで件の "Fighting My Way" ライブ映像…… True End ……を見られると思っていたのだけど……。あと1件だけ、満たすべき条件があるのだよな。
- 親愛度: 8 -> 9
これだけなのに……これが遠くてな……。
- 咲季さん以外のキャラクターのストーリーもいろいろやる (初星課題のために必要)
- 初星課題: 40 (難易度プロ解放)
- 難易度プロの最終試験: 1位通過
面倒だなあー! ほかのキャラクターのストーリーも進めるのが面倒。ぼくは咲季さんが見たいだけなんだよなあ。
とはいえ、だな。ほかのキャラクターのストーリーを不本意ながら見ることで、彼女たちの魅力も見えてきて楽しかったりはするよ。
その他所感
- ゲームのホーム画面が空き教室、兼、事務所なんだけど、やっぱりこういう、 "拠点" があるゲームは好き。なんか、 "拠点" が好きなんだよね
- 上で面倒だ面倒だと騒いだけれども、こうやってもがいているうちにキャラクターへの愛着が強まることは想像がつく
- ひとりのキャラクターのファンだけでなく、作品自体へのファンを増やしたい、という意図と設計を感じる。よく考えられているよなー
- ぜってー無課金で咲季さんの True End を見てみせるぞ、緑色さんはァ……