概要
親愛なるルームメイトがちょこっとやってたんで、興味を引かれてプレイしてみた。
Switch ではあんまし見たことのない画面で、どんなゲームなのか想像がつかなかったが……。これ、もともとは昔のオンライン PC ゲームだったらしいな。言われてみればオンラインゲーム味あるな!
所感を書く。
お話のサマリ
ディアブロっていうヤツが、なんか知らんけど “フードを被った男” の姿で現れる。こいつは魔物を続々と召喚したり、こいつの影響で強い魔物が現れたりするんで非常に迷惑だ。 (ディアブロってラスボスの名前だったのかー。タイトルの意味がわかるとすっきりするよね。)
ローグ (女戦士) たちが運営するとある修道院も、ディアブロに滅ぼされてしまった。ローグたちは怒りに震えながらキャンプしている。そこへ主人公が登場。はじめは、ピリピリする彼女らに “そう簡単に我らの信用を得られると思うな” と悪しざまに扱われるが、修道院を占拠していたデケー魔物、アンダリエルを倒してやると、ローグたちは一気にデレてめでたしめでたし。 (Act 1 クリア)
が、ディアブロを倒すまで旅は終わらない。ディアブロは東へ行ったらしいので、自分らも東へ行くぜ。 (Act 2 へ)
所感
まさかアカウント登録をさせられるとは
Switch のゲームなのに、インターネットブラウザを開かされてアカウント登録させられる。そしてゲームを始めるたびに Battle.net へ接続させられる。その上、 Nintendo Switch Online への加入も必要だ。
いや、意味がわからない。
ただようオンラインゲーム感
本作はゆるめの2次元アクションゲームだ。上述したように、最近あんまり見ない操作感だったので、はじめは手探りで進めていったし、戸惑ったところもあった。だけど、オンラインゲームのリマスター版であると知って納得がいった。たしかにオンラインゲームっぽいよ。っていうかマビノギっぽい。2次元アクションであるところや、たくさんのスキルからいくつか選んでショートカットへセットして使うところとか、インベントリがマスでできているところとか、そっくり。懐かしい気持ちになった。マビノギみたいなものだと思えば楽だ。あのゲームはちょっとやりこんだからな。
仕様が若干分かりづらかったり、謎なバグがあるところ、そしてそれらを自分で見つけだして利用する感じもオンラインゲームっぽい。たとえば……
- キャラを複数作れるんだが、同名のキャラクターを作ろうとすると静かにキャンセルされる。 (同名のキャラクターは作れませんとか、そういうエラーが出ない)
- 傭兵を入れ替えると、彼/彼女に渡していた装備は静かにロストする。同じ傭兵を雇い直してもダメ。 (警告も出ない)
- 死んだとき、その時持っていたお金やアイテムがその場に残る (ソウルシリーズみたいな感じ) のだが、リセットすると街へ戻ってくる。
- が、そのときお金は静かに失われている。ただし、別キャラの倉庫へお金を預けておけばお金ロストを回避できる。意味がわからない。 (この意味のわからなさがオンゲっぽいんだよ)
当時は、仲間たちと、こういった謎仕様について連日文句を言い合ったよな。語り明かして朝を迎えた日は数しれず。
ジョブ
ディアブロ2はジョブを選べる。最初に選んだのはネクロマンサーだったのだけど、なんだかビジュアルが強面のおじさんだったのがイヤでソーサレスへ変えた。こっちはこっちで強面のおばさんなんだが。
ソーサレスは魔術師だ。マナポーションを燃料に敵の群れを一層する。
ネットで見つけた、リマスター版開発陣のインタビュー記事がアツい
伝説のRPG「ディアブロ II」は、かくしてリマスター版として現代に蘇った | WIRED.jp
「わたしたちのやるべきことはディアブロ IIの修正でもなければ、前進させることでもありません。それは“ディアブロ III”や“ディアブロ IV”がすることでしょう」
2021-11-09の記事だ。ほかにいくつも引用したい箇所のある素敵な記事だけども特に、インタビュイーのこの発言に緑さんはシビれちまった。ファンたちがオリジナルのゲームプレイで体験したものが、このリメイクには多く残っている。この開発陣はワカってやがる。ぼくは、西暦2000年のゲーマーたちと同じ体験をすることができているのだ。アガる。ぼくは Wizardry シリーズも持つような、コアなゲームの雰囲気が好きなんだ。
プレイヤーたちが長時間はまり込んだのは、「亡者の広間」で60,000分の1の確率でしか見つからない悪魔のクロスボウをやっと見つけたときや、さらに大きなゾンビたちも殺せるという「完璧なネクロマンサーのビルド」をやっと見つけたときだった。
そして、こういう古臭いやりこみ要素が大好きなんだよな。
でもキャラメイクをしたい
でもキャラメイクはしたかったなあ〜!