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そういや、今年は結構漫画を読んだなと思って。場所をとるのがイヤだから、どれも借り物だったり電子書籍で読んだりしている。漫画はいちいち感想文書かないから、そのまま忘れていってしまう。それも淋しいので軽く感想を書いていってみる。
Kindleの黄色カバーは、親愛なるルームメイトからの贈り物。大事にしてます。
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- ケンガンアシュラ
- 格闘漫画。絵が綺麗で好み。特に好きなのが、修行とかしてるシーンと、ごはん食べてるシーン。修行シーン見ると身体動かすモチベーションが湧いてくるし、ごはんばくばく食べてるシーン見るとごはん食べるモチベーションが湧く。そういうの、良い。
- ダンベル何キロ持てる?
- 筋トレ漫画。ケンガンと同じで、身体動かすモチベーションが湧く。キャラの顔芸がいい。
- 東方鈴奈庵
- 東方漫画。これ、絵、ヤバない? クッソ綺麗じゃん。綺麗すぎて、美術鑑賞みたいな気分になっちゃって物語に入り込めない。お話もなぜか頭に入って来づらい。こんな気分は初めてだよ。は、これが幻想郷との壁か? このお話では、霊夢や魔理沙があまり強すぎないのがいいよな。たまには負けちゃったり、する。作品を通して安定した雰囲気を感じられていいと思う。
- ハクメイとミコチ
- 日常系漫画。絵、ヤバない? パート2。こちらの絵の技量もぶっとんでる。ただこれはなぜか入り込めるんだよなあ。影響受けて、登場する料理を真似したり、キャラの休日の過ごし方を真似てみたりしてる。「休みの日」とかね。そういうの、楽しい。ハクメイたちはクリエイティブな性格をしていて、ものづくりが大好きだ。そういうところが、お話に入り込める要因かもしらん。
- 働かないふたり
- 日常系漫画。前向きな主人公の言動がいい。守くんイケメン。伊藤家の人々は期待を裏切らないリアクションや掛け合いを見せてくれて良い。欲しいところに欲しいツッコミをくれる。安心して見ていられる。新しい登場人物がドコドコ出てくるあたりでちょっと気分が下がったが、あとになってよく活躍してくれてる。
- 服を着るならこんなふうに
- ファッション+日常系漫画。知識ゼロの兄貴に妹がファッション指南をしてくれるお話。ファッションのことを考えだした数ヶ月前にたまたま目に留まって購入。楽しめる。自然に知識が頭に入ってくる。たぶん、文章量と絵のバランスをちゃんと考えて作られているのだろうな。ルームメイトも、環ちゃんみたいに優しくファッション指南をしてくれればな(トオイメ
- だがしかし
- 駄菓子+日常系漫画。『働かないふたり』同様、期待を裏切らないリアクションや掛け合いが良い。つねに気分が上昇する方向に会話をもっていってくれる。そして、多くのキャラがツッコミとボケを兼業してるのが俺の好みストライク。ちとコアだが、たまに本気になったときのココノツくんがツボ。
- 波よ聞いてくれ
- ラジオ+日常系漫画。ミナレさんのミナレさんによるミナレさんのためのミナレさんを観る漫画。作中でミナレさんが「あなた自分大好きでしょ。あなたのラジオはあなたで持ってるようなもの」みたいにあてこすられるシーンがあるけど、それってこの漫画全体を象徴する一言だと思う。そんなミナレさんを観て「ミナレさんおもしれえ! かっけえ!」っていう漫画。
- スピリットサークル
- ファンタジー。キャラが良い。最初っからぞろぞろと登場人物出てくるからわかんなくなるんだけど、過去生閲覧を繰り返すたびにキャラが固まっていって、自然と心に残る。とくにフルトゥナ最高。彼が敗北してしまうのがこの漫画の残念なところ。俺はさあ、ひとりでがんばっている奴が大好きなんだよな。そして、大勢がひとりをボコにする展開が好きくない。このお話ってさあ、最初から最後まで、フルトゥナが世界を、人々を、宇宙を、運命を相手にしてたったひとりで勇猛果敢に奮闘するお話だろう? なのに最後の最後なんて、思想戦みたいに謳っているが実際はリンチじゃん。どうもなあ。まあそこはそことして、シナリオ展開とか、少しずつ謎が明かされていく感じには引き込まれて一気に読んじゃったぜ。
- ダンジョン飯
- 飯+ファンタジー漫画。ふとKindleストア見たら安くなってて、「お、あの有名なやつだ」と購入。ひろく人気なだけあって、楽しめる。
- 弱虫ペダル
- 御堂筋くん最高。それ以外に言うことがあろうか? ああ、この漫画何がすごいってどのキャラにも魅力的なバックグラウンドが語られることだよな。中途半端なキャラがいない。どのキャラもレースが終われば魅力的なキャラになってる。最高なのは御堂筋くんだが、まあ共感するのは今泉くんかな。こういう奴だし、緑さん。そして今泉くんにとっての小野田くんが、俺にとってのルームメイト。今泉くんの心がぽっきり折れて、小野田くんに救われるとこなんか、う、うわぁわかるわぁってなる。好きなのは繰り返すが御堂筋くん、そして加えるなら小鞠くん。このふたりは、強い理由がすごく理にかなってる感じ。そういうの好き。言うことめっちゃあったわ。絵も勢いあってグッド。
- ハイキュー
- バレーボール漫画。これすげえ良い漫画じゃね? 読むと元気になるし、不覚にもウルッとくるし、絵は躍動と勢いに満ちてるし、キャラ格好いいし、カワイイし。俺の一押しは当然日向くんだね。ああいう完成された人格が見たいのだ。かと思えば影山くんやツッキー等の成長物語もお話に小気味よく組み込まれていて、スキのない漫画だよなー。
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これだけサンプルがあれば、緑さんが好きな漫画の傾向がつかめてくる。
- 身体を動かすモチベーションをくれる。
- 恋愛要素が希薄。
- ボケ、ツッコミを兼業するキャラクター。あるいはポジティブで精神的に完成された人格のキャラクター。
- 絵については、「絵、ヤバない?」コンビや「だがしかし」のあっさりした絵が好み。