目的はふたつだ。

  • 素早く寝入りたい。
  • 夢をみたい。

今回書くのは全部俺の経験則なんだけど、たぶん同じような体質の人もいるだろうからかれらのために書く。
夢をみるには、前日と違う方角を向いて寝ればいい。というより、いつもと違う環境で寝るのが夢見には効くようだ。ベッドの人はどうすりゃいいか知らんけど、俺は昔ながらの布団なので毎晩ごとに布団の向きがぐるぐる変わり、親愛なるルームメイトには奇異の目でみられている。上等である。
素早く寝入るには、妄想すればいい。というより、現実のことについて考えてはいけない。今日あった楽しいこととか、失敗しちまったこととか、明日やりたいこととかについて思いめぐらしていると俺は眠れない。フィクションであっても、書きたい物語のプロットとかを考えるのはダメ。それは現実のことだ。
具体的に俺が行うのは、まず上空から落下し、すこし粘性のある黒い液体の中にボチャンと落ちる妄想だ。そのあとゆっくり沈んでいって現実のことを考えなくなったら、自室の窓ガラスをぶち破り街へ繰り出し、空を飛んだりする想像をする。想像の内容は他にもいろいろあるけど恥ずかしいので書きません(ただ空を飛ぶのは一番頻繁にやる)。
ところで就寝前にPC画面やスマホ画面を見るのはよくない、目が冴えてしまうから、という言説があるけれど俺はとくに感じないな。そういうのはだいたい、黒い液体の中を沈んでいる間に消える。