ストーリーの備忘録を兼ねているのでネタバレ注意。知り合いとホラー鑑賞会をするためにツタヤのカードを更新したので、ついでにと何本か観たからまとめて感想を書いておく。


『SAW』
イカレポンチが人間を閉じ込めて死のゲームを繰り返して遊ぶハナシ。
胃にクる。てっきり突然女が出てきてビックリ系ホラーだと思い心構えをしておいたのに、そーゆーのじゃなかった。ギャーギャー叫んで適度にストレス抜きながら観るはずが、まったく叫ぶタイミングを与えてくれない構成で胃袋がストレスでおなか一杯。二重の意味で「やられた」と思った。

『リング』
呪いのビデオとやらを調べてたらミイラ取りがミイラになるハナシ。
ビックリ系。知り合いと一緒にギャーギャー叫んでストレスレスに観れた。死体を見つけてあげたのに何故呪いが解けなかったのか、という件について奴と考えたところ、「死体を見つけてもらうのなんてどうでもよかったんじゃね?」ということになった。コテージでしか電話が鳴らなかったのは、死体を見つけてほしいとかじゃなくて、単に貞子パワーが井戸の周りにしか及ばなかった為だろう。つーか貞子ちゃんより主人公一家がヤバくね? いろいろ見えすぎじゃね?

『華麗なるギャツビー』
女の恋愛は上書き保存だってハナシ。
ディカプリオさんマジチャーミング。語り部のマグワイアさんも好き。傍観者であると共に芯のある自分をもっている。俺は一貫性のある人間が好き。ストーリーというよりも主人公たちの所作に感銘を受ける映画だった。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
事故で過去に飛んじまうがガンバって戻る、ついでに過去に干渉して冴えない両親をインプルーブしてくるハナシ。
娯楽的に面白かった。マーティ超格好良い。なんであのオヤジからこのイケメンが生まれたのか。ギターで調子乗ってパーティが冷める必要はあったんだろうか。普通にアレで活躍して自信を手にする流れかと思った。つーか何だかんだ言って過去変え杉。

『ダ・ヴィンチ・コード』
キリストの子孫とキリストの嫁の遺体を守るシオン修道会って連中と、そんなの居られたら困るというオプス・デイの連中と、それに巻き込まれる主人公たちが何だかんだ擦った揉んだするハナシ。
一遍観ただけではワケが分からず、知り合いと一緒に二回観た。一遍目では、俺は「マッケランじーちゃんかっけーなー」と言い続け、知り合いは「ソフィーさんの顔超エロくない?」と主張し続けてた。ちょっと何言ってるか分かりませんね。

『ロミオ+ジュリエット』
ロミジュリの現代版リライト。
おバカなノリが楽しかった。知り合いがディカプリオさんのキスシーンで「このシーンで世界中の女の子がこのヒロインに嫉妬したよねーきっと」とか、ディカプリオさんの口説きシーンで「こんな歯の浮くような台詞一度でいいから言われたいわー! …なんてウッソー! 本当に恋してたらこんなに舌回んないっつーの!」とか騒いでて面白かった。まったくその通りだと思いますがこれ戯曲なので勘弁してもらえると…。


だから長すぎるわ。知り合いが今度は『呪怨』借りようとか言ってた。アレガチで怖いって噂の奴じゃねーかマジ勘弁。