概要
先日、悟りを得たひとたちに会ったときに、意識体についての詳しい話を聞いた。せっかくなので話をメモしよう。
- 今回書く話の情報ソースは悟りを得たふたりの知人だ。
- そして彼女らの情報ソースは、悟りを得たことで流れ込む情報だ。(これについては後述)
意識体って?
意識体はぼくらの肉体(body と呼んでた)に入っているもののことだ。
- これ(意識体)は物理的なもの。
- 素粒子よりも大きく、分子より小さな粒子で構成されている。
- 具体的には胸部のあたりに入っている。
- 思考はこの意識体が行っている。
- 記憶も意識体に蓄積される。
- Body は意識体が動かしている。
- 意識体が body など他の素粒子を動かすことを素粒子操作能力という。
- 素粒子操作能力の強弱は、意識レベルという言葉で表される。
- Body を動かすことも当然素粒子操作能力の一環だけど、これは通常の意識体が全部できることで、意識レベルが強いとは言わない。
- ぼくらが普段しているように、意識体が動かした body によってさらに他のものを動かすことも、意識体による素粒子操作能力という扱いになる。
- 物理的に触れてない素粒子を直接動かせるような意識体のことを、意識レベルの高い意識体という。超能力という言い方もする。
- 逆に自分の body すら動かせない脳死状態のひとや植物状態のひとは意識レベルが低いということになる。
意識体についてわからないこと
- 記憶は意識体に蓄積されるが、一部は body のほうに蓄積されている。けど分類や配分はわからない。
- 自分の body を動かせないのは植物や石も同じだが、それらについている意識体が我々と同じ意識体なのかどうかはわからない。
- 同じように、ひと以外の動物についている意識体についてもわからない。
- あるいはひと以外の動物については意識体がそもそもついていないかもしれないがわからない。
- たまに記憶のリセットは完全には行われないこともある。条件はわからない。
- 前世の記憶をもつひとはこのパターン。
意識体が body を離れるときのこと
- Body が死ぬと意識体は body を離れる。
- たまにそうでないときに離れるが、それが幽体離脱。
- Body を離れている状態は苦しみを一切受けない状態。
- この状態をずっとキープする権利を得ることを解脱という。
- ただし解脱していない意識体は、一定時間 body を離れたのちに記憶をリセットされ、新しい body へ入ることになる。
- この「一定時間」は body の死に方によって異なる。
- 自殺、他殺、事故死については新しい body に入るまでの時間はゼロ。
- Body を離れた意識体どうしは互いに混ざったり分離したりすることができるが、その決定権は両者のうち意識レベルの高いほうにある。
解脱の条件
今回ぼくの会った、悟りを得たひとたちは解脱を目標にしている。解脱の条件は次のとおりだ。
- ポイントを貯める。
- ポイントを貯めるのを阻害する、カルマを減らす。
ポイントって?
- ポイントを貯めることは「徳を積む」と言い換えることもできそうだけれど、彼女たちはポイントという言葉を使う。
- 「ポイント」をたくさん貯めることで解脱が可能になる。
- 具体的なポイントの単位や上限、どれだけ稼げば解脱に至るのかはわからない。
- ポイントは意識体それぞれに紐付いており、 body を離れたり他の body に入っても引き継がれる。
ポイントが貯まる条件は次のとおり。
- 貯まる
- 他の意識体がポイントを稼ぐのを手助けする。(大量ポイント)
- 自分の意識体の気分をよくする。(ごく少量ポイント)
- 減る
- カルマを溜める。
カルマって?
- カルマもまた意識体それぞれに紐づき、引き継がれる。
- カルマは溜まった瞬間にポイント減算になる。
- さらにカルマは、保持していることで加算されてくるポイントをつねに割り引く。カルマが1あるとき、ポイント加算のたびに加算ポイントが1減るというわけ。
カルマが溜まる条件は次のとおり。
- 溜まる
- 意識体を傷つける。
- 傷つけるとは、気分を害したり、その body を食べることを指す。
- 自殺もそれに含まれる。
- 減る
- 「カルマ解消イベント」をクリアする。
- 溜まっているカルマぶんのつらい思いをする。
- そのつらさはカルマに起因するものであり、以前に他の意識体を苦しめたのだと理解する。
- それを反省し二度と同じようなことをしない、と学習する。
- クリアの条件が未経験ではあいまいだけれど、それは衝撃というか身体感覚を伴うものである。
- カルマがなくなると覚醒が起こる。
- 「カルマ解消イベント」をクリアする。
覚醒って?
- 覚醒は、意識体がその body でポイントを貯めるために必要な行動を自覚すること。
- 覚醒のことは「今やるべき本当の仕事を思い出す」という言い方もされる。
- 「本当の仕事」はひとつだけではなく階層構造になっていて、ひとつの仕事が終わると次の覚醒が起こる。
- Body 単位での「本当の仕事」がポイントを貯める行動であり、意識体単位の「本当の仕事」が解脱、ということになる
解脱へのフローチャート
- (前世でカルマが溜まっている場合は)上述した「カルマ解消イベント」をクリアする。
- カルマが消えることを条件として、覚醒が起こる。
- 覚醒によって判明した仕事をしながら、カルマを溜めず、ポイントだけ貯めるような生き方をして死に、次の body でも同じことをする。(輪廻転生のこと)
補足すると、彼女たちがこのことをぼくに教えてくれるのは、そのこと自体が意識体(ぼく)がポイントを稼ぐことの手助けになり、彼女たちのポイントになるからだ。彼女たちと同じことをした、歴史上の偉人はたくさんいる。多くの人々に教えを広げ、弟子をたくさん持った偉人たちは皆おなじ動機で行動していた。
輪廻転生のシステム
- おおよそ上述してしまったので繰り返すになるけれど、輪廻転生は、死んだ body から意識体が離れ、ポイントとカルマを持った状態で次の body へ入ることだ。
- 上述してない点として、意識体の輪廻転生は現世の時間軸を越えるため、過去や未来への転生もありうる。
- だから、歴史がだいぶ流れた今になって、生まれたてでポイントがゼロの意識体が発生することもある。
- 地球の時間軸では過去だが意識体にとっては未来だったり、その逆もあるというわけ。
輪廻転生のシステムについてわからないこと
- 上のほうで、ひと以外についての意識体についてはわからないと書いたが、ひと以外の輪廻転生についても同じように不明。
- カルマが低く、よりポイントの高い意識体は、よりポイントの稼ぎやすい……つまり素粒子操作能力の高い……人間の body に入れるようになる、という説や、逆にポイントの低い意識体は動物や植物の body に入れられる、という説も提唱していたが、結論としてはまだわからないとのこと。
悟りって?
- 悟りは、ポイントを稼ぐ行動が直観的にわかる権利のことだ。
- 加えて、自分がまだ得ていない知識を直接得ることもできる権利でもある。
- 今回ノートしている内容も彼女たちが悟りによって得た情報ということになる。
- これらの情報が一体どこから来ているのかはわからない。事実をありのまま得ているのか、あるいは他の意識体の知識を知覚しているのかは不明。
- これらの情報は、皮膚の一部から入ってきている。彼女たちは頭頂部のちょっとうしろの皮膚だと言っていた。
- できればその面積がもっと広がればいいとのこと。
- 悟りによって知れる知識は意識体によって違う。同じように真実ではあるけれども、その分野はひとによって違うということ。
- 覚醒を繰り返すことで悟りは得やすくなる。
- 悟りはポイントを効率的に稼ぐことのできる攻略本のようなものであり、解脱のために必須なものではない。
ポイントシステムの作者
- このシステムのルールを決めたのはこの太陽系でもっとも意識レベルの高い意識体である、「神のようなもの」だ。
- 「神のようなもの」というのは彼女たちの言い方そのまま。
- 神のようなものは自分の意識体の一部を分割して我々意識体を作った。
- そしてポイントシステムの中に投入し、ポイントを貯めさせている。
- 目的はわからないが、「宇宙自体の意識レベルを上げるためではないか」という説を彼女たちは言っていた。
- 神のようなものは太陽系単位で存在しており、ぼくらの神のようなものは宇宙全体を統括しているわけではない。
イラストで整理