マーチンの「1460 8ホール」を履きだして一ヶ月。大事に鍛え抜いた足をズタボロにしてくれやがったわけだが、ようやく履き慣れてきた。ここに至るまでの奮闘の記録。俺と同じで、これまでランニングシューズしか履いてこなかった奴が本革ブーツ履くときの参考になればよい。






足首が削られる
ブーツの縁で足首が削られる。まあこれは靴ずれ以前の問題ですね。
長い靴下を履いて解決した。
クツに咬まれる
これは、クツのアッパー部分が歩行時に折れ曲がり(履き皺)、足指の付け根の部分に食い込むことを指してる。これがマジでヤバイ。親指の筋の部分が真っ赤になってとても痛い。
まず、履き皺の位置が悪いんじゃないかと思って、ペンを皺部分にあててグイグイ折り曲げて人為的に皺を作ってみた。これは効いたかよくわからん。
次に、クツの中における足の位置が悪いんじゃないかと思って、ブーツの下の方の紐をだいぶきつく結んで、足がクツの前の方に移動しないようにしてみた。これは効く。
そして一番効くのが、歩く前からブーツを履いておき、クツを温めること。お前はどこの豊臣秀吉だって言われそうだが、温めてから歩くと咬みが甘くなる。
……みたいなことをやっていたら、いつの間にか何も気をつけなくても咬まれないようになった。革が柔らかくなったり、伸びたりして、温めたのと同じ状態になったんじゃないかな。
とにかく歩くと疲れる
いやマジでマジで。
インソール
はじめからインソールは入れてる。

緑さんの足サイズは27cmくらいで、ブーツのサイズは28cmだ。これはランニングシューズを買うときのサイズ選びだ。だけど、革靴はそうじゃなくてジャストサイズのを選ぶべき、という話があった。てかサイズがあってないから、上述の「咬まれる」なんてことが起こった可能性も濃い。俺のときは、担当してくれた店員さんが俺と相性悪そうな雰囲気で、あんまりいろいろ教えてくれなかったんだよなあ。ヤな予感はあった。

ところで俺はストレート・ヨーロピアン・レーシングっていう靴紐結びをしているぜ。これはおすすめなので紹介しておく。