いやあ今月もアルペジオがんばっちゃったぜ。

へたくそか。いや違うんだよ、今回の大事なところは、これは俺の初の耳コピ曲だということなのだよ。耳コピは、曲をひたすらリピートしてギターを一音一音鳴らして「これだッ」てところで音をメモる、という手法で行った。いや、もうちょっとなんかないん? 感がモリモリだ。タイヘンだった。
  • 1. 上述の耳コピで楽譜を作成
  • 2. 一通り人差し指で弾けるようになる
  • 3. が、全部人差し指では素早く弾くことが不可能なので、きちんと左手全体使う動きを考える
  • 4. 練習
普段アルペジオは2から開始なんだが、単純にひとつ行程が増えたので時間が足りなすぎた。惜しくも11月は過ぎてしまった……。

ずいぶんと演奏がのっぺりしている件について。それは俺も深く理解しており、作譜の段階でアルペジオの中にストロークを混ぜようと思ったのさ。前回の自作曲のようにね。でも諦めた……。前回のようにストローク→アルペジオの変換は容易にいくんだが、アルペジオ→ストロークの変換ができないのだ。チューナーがあるから「この音はF#だな!」てのはわかるのだけれど、その部分をそのままF#のコードに直すとどうもしっくりこない。F#mにしてみたり色々試行錯誤はしてみたのだが、うーん、ダメ。同じストローク無しアルペジオ曲でも、『亡き王女の為のセプテット』はすごく重厚なメロディだったから、これはやっぱり作譜でミスってるのだろう。和音一個もないしさ。で、あまりにのっぺりしとってウーンだったんで、仕方なくワイプ切って心ばかりの伴奏を加えてみたってわけ。
けれどまあともかく、耳コピをやると決めて一ヶ月、かたちにするところまでたどり着けたことについてはホメてやっていいんじゃないかな。がんばったー。


さて苦労した楽譜です。









この『City of twilight』だが、ネットに楽譜が見つかんなかったのだよ。楽譜があれば俺だっていちいち耳コピなんざしねえ。耳コピしてでも弾きたいと思える曲なんだ、これが。そういう曲に、ギター初めて一年、そろそろ耳コピ挑戦してもよいかなと思っている時節に出会えたことは僥倖と言わざるをえまい。やむをえず、必要にかられて行う挑戦が一番栄養になる。