最近知り合った奴が無類のamazarashiファンで、バンド名聞いたこともねえって俺にオススメ曲とかめちゃめちゃ推してきた。その中でも俺が気に入ったのがコレ。

序盤のストロークは自分で考えた。お気に入りなんだけれども、Chorusには合わずにいつも通りのストロークを採用することになっちまった。ずっと序盤を弾いていたい。新規のストロークに歌を合わせるのはタイミングがむつかしくて若干苦労した。けどまあ所詮はストロークなのでたいしたことではない。問題は歌だ。歌ってみるたびにひろむさん歌うっめえってなる。たいして高い声で歌ってるように聞こえないのに、実際に歌うと裏声みたいになっちまう。どの音程でもあの特徴的なザラザラした声質をキープできんのすげーよな。Chorus部分を低音にしてみたり、裏声MAXにしてみたり、色々調整した結果、今回のような感じになった。

アルペジオと比較することでストロークなんてちょろいちょろいなんてことを割りと言ってるけれど、ストロークはストロークでかなり技量がいるぜ。この演奏だって、やたら「ビーン」が出てるし。そんなもんを公開すんのかよ、という話についてはもちろん「達人になるまで戦場に出ないつもりか」理論で。

件の知り合いによると、amazarashiの歌詞は考察がアツいらしい。たしかに『アリー』の歌詞にも、考察をしないと意味のわからない箇所がいくつかある。そういう箇所をほうっておくと弾き語りをするとき「?」ってなって感情が込めづらいので、俺も考察してみたぜ。

嘘とは?
「私死ぬわ」って母に言ったこと。そういえば抱きしめてもらえるかなあって思ったがまさかのガン無視だったので入水した。
いずれにしても立ち去らなければならないのはナゼ?
嘘ついた挙句入水したくせに生き残っちゃって今更帰宅できないし、入水の際に「被虐者の愛」が抜けたから母のもとにいる理由がなくなったから。いずれにしてももう家に戻る理由がない。
入水したくせに生き残ったってのはどこでワカる?
嘘ついたあの日を悔やんだりと、回想的な描写がたくさんあるから。回想できるってことは生きている。
あの海と一つになれたらと思ったあと笑ったのはナゼ?
海になったら、海が好きだった父のことが好きだった母が抱きしめてくれるんじゃなかろうかと推測したから。
最後のわがままとはなんだ?
愛されてないんじゃないだろうか、と疑ったことを許してほしいと要求すること。
被虐者の愛が波のまにまに沈んだとはどういうことだ?
アリーの身体は浮かんで助かったけど、いじめられまくっても母のそばにいたい、という気持ち(被虐者の愛)が抜けたということ。
まとめると
父がなんらかの理由で消えて、優しかった母は虐待をするようになった。アリーはそれでも母のもとにいたが、気の迷いで暴走して行った入水をきっかけに母の元を去ることができた。今でも海のそばに住んでおり、毎夜海を見ては母への愛を抱いている。



いやだから、また弾き語りなのかよ。と思われるかもしれないが、それは俺も思っている。次! 次はアルペジオをやるぜ!!