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知り合いが貸してくれた。一ヶ月かけてクリアー。
どういうゲームなのか全然知らなかったのだけど、これはペルソナのキャラで世界樹をプレイするようなゲームだった。プレイ感は世界樹とほぼ一緒。3Dダンジョンで、5人PTで、階層があり、敵が強くて、FOEがいて、「ああっと」があって、って感じ。
PTは最初からほぼ一貫してこの5人だった。
P3主人公は外せない。善くんは、せっかくオリジナルキャラなのだからと内定。P4主人公は単純にステータスが良かったので。犬派なのでコロちゃん。5人目は最初アイギスだったのだけれど、足が遅いのでナオトくんと交代。
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難易度はRisky(最高難易度)で開始。他の難易度をプレイしていないので、どれだけキツイのかわからないがしかし、とにかく一番ツライのが主人公の戦闘不能でゲームオーバーになること。それ自体はいいのだけど、その主人公がムド弱点だということに激しく疑問だぜ。主人公戦闘不能でゲームオーバーになるゲームで主人公が即死魔法に弱いっていうのはおかしくないか。とまあそのへんも含めたRisky難易度の対策を以下に。
- 敵が硬いので普通に戦うのは下策。すべてハマムドで片付けるべし。ペルソナがマハンママハムドを覚え始めたあたりからぐっと雑魚戦がラクになった。善くん除く4人で即死魔法を投げまくる。
- 最初マジビックリしたのだけど、今作はFOEから普通には逃げられないみたいだ。スキルのスタコラフットが最速で逃走できるので必須。
- 序盤は主人公に食いしばりをつけておいたほうがよさげ。ホントに序盤はぽんぽん死んでゲームオーバーになったからなあ…。
- ムド弱点の件だけれど。何がイヤってムド持ちの敵が出てくる頃にはまだムド対策ができないことだよ。その段階では、最速でムド持ちを即死させるのが対策か。
- 一応、主人公に「闇耐性」+「闇のブローチ」+「闇の壁」を装備させることも試したんだけど(闇弱点->通常耐性->耐性アリ->無効、になるかなって思って)、無意味だった。普通にマハムドオンで飛んだ。たぶんこのゲーム、耐性の重ねがけがないんだな。「闇耐性」をつけた時点で「耐性アリ」になって、それでおしまい、なんだろう。
- 最終的に身代わりアイテムのホムンクルスが店売りされることでムド問題は解決する。開放が第四迷宮なのが、おせーよ! って感じだけれども、これまで苦労させられたぶん開放時の無双感はすごかった。俺はつねにインベントリにホムンクルス10個入れてたぜ。これで敵のハマムドターンはボーナスターンになる。
- そしてRiskyクリアを支えたペルソナ・カグヤのスキル・月の加護。毎ターン最初の一撃だけダメージを無効にするスキルだが、いや、本当にお世話になったけれどチートだよなこれ…。このスキルの前では、二回行動、状態異常をもたないボスはほぼ全員木偶になるのだから。一度攻撃を防いでも効果が切れないっていうのが特にヤバイ。
- 全員のスキルカード枠に4属性物理攻撃をおいておくと大抵の敵相手に毎ターンブースト(次ターン先制+次ターンコストゼロ)できて本当にラク。上述の月の加護と組み合わせたら無敵だ。
- 攻撃がマジあたんねえ問題について。これはRisky難易度のせいなのかわかんないんだけど、攻撃がいやに当たらない。毎回マハスクカジャをかけてもいられないので、全員に百中ゴーグルを装備。目に見えてマシになる。
ラスボスはギミックが特殊で、一度全滅しちまった。が二度目でクリアできたんで戦術を以下に。
蜘蛛戦
- 盾を出される前に基本の強化(俺の場合、癒しの風+マハタルカジャ+月の加護)をバッチリかける。
- 盾が出たら全員で灼熱の勾玉(別に零度の勾玉でも天雷の勾玉でもOK)を投げる。全体に150の固定ダメージ。2ターン繰り返せば盾が一斉に倒せる。勾玉は25個くらい持っていった。
- 盾が消えたらランダマイザをかけて、全員で適当にアタック。俺は連鎖の刃コンボが結構お気に入りだった。情報支援用スキルのゲージがたまるからさ。
- これを2、3周やれば倒せる。
- 基本の強化をかける。ラスボスは弱点がないので月の加護継続のためMP回復アイテムやらソーマやら持ち込む。
- カウントダウンは反魂香で対抗する。リカームは1カウントアップだったが、反魂香は2アップだった。うれしい。最終的に主人公のカウントが5以上キープ、他全員が一度死んでカウントなし状態になってるとグッド。反魂香も20個くらい持ち込む。
- カウントダウンギミックの対策さえできていればなんとかなった。アイテムを派手に使う作戦だけど、このゲームはお金がめちゃめちゃ貯まりやすくアイテムが買い放題なので助かった。
- なおラスボスは回避率がそんなに悪くないみたいなので、アクセの百中ゴーグルを外した。適当に能力値UPアクセとか消費半減アクセとかつけとけばオーケイ。状態異常も使ってこない。
おまけとしてラスボスより苦労させられたFOE刈り取る者戦の戦術を書いとく。いや俺はペルソナをプレイしたことがないので、ペルソナキャラたちが「刈り取る者だ逃げろ! アイツはヤバイ!」とザワザワしているの見てまったく共感できなかったんだよなあ。「いや大丈夫だよ、きみたちなら倒せるよ」って思いながら戦闘開始した。
- 基本の強化弱体をかけちゃえば別に問題ないかなって思う。ランダマイザと月の加護があれば敵の攻撃は大抵潰せちゃうからね。
- キツイのは状態異常だ。睡眠と混乱を投げてくる。その対策には予防の腕輪装備で使える聖なる加護を使う。そんなわけでこちらの強化は「癒しの風+月の加護+聖なる加護」となった。月の加護と違って防いだら効果が消えちゃうみたいで掛け直しにすこしてんやわんやしたけれど、その調査中に倒せてしまったのでまあ。
- 画像の通り毒が効く。淀んだ空気スキルで延長させれば毎ターン900ダメージが継続するのでグッド。
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無事クリアーできてよかった。総評としては好感。まあキャラゲーということで俺にはイベントの会話がやたら長く感じられたところは多々あった。未熟なキャラたちが冒険を通じて精神的に成長していく、みたいなシナリオはあまり好かなかった。せっかくのフィクションなのだから、完成しきった人間を見せてほしいというのが俺の希望だ。ゲーム部分は「主人公の戦闘不能イコールゲームオーバー」のところを除きおおむねストレスフリーで楽しめたと思う。とくにお金が手に入りやすいのがよかったね。このゲームはアイテム購入だけじゃなく、ペルソナ呼出、スキルカード生成へ派手にお金をつぎ込むシステムだ。きっとお金が手に入りづらければ、プレイの大半を無意味なお金稼ぎに奔走することになっていたかと思う。グッドだ。