3DSソフト「ラビリンスの彼方」。
前回の続き。
続きっていうか。
うん、まあ。





これの「はい」を選んでしまったせいで
28時間かけて2周目をプレイするハメになってしまったお話。
28時間て。
いやこれについては後述。

おなじみのストーリーサマリーなので、ネタバレ全開。






やらないヒトのためのあらすじ。

------

ファミコンしてたらゲーム画面が異世界と繋がりくさって
その向こうには少女の姿が。
彼女は近所の「魔法の谷」のそばをうろついたところ、
スッテンコロリン谷の底まで真っ逆さま紐無しバンジーしてしまった猛者。

魔法の谷には迷宮が広がっており、
帰り道のわからん彼女は途方にくれる始末。
そんなら仕方ない、おれらが付き添ってやるぜ、と冒険のスタート。

魔法の谷には魔法生物っぽいバケモンがはびこっているが、
谷のあちこちに安置された魔法の「しるし」を集めながら、
その力でバケモンをなぎ倒しつつ迷宮を上へ上へと上る。

だがしかしアラ大変、「しるし」とはかつて
この谷に封じられた悪どい魔法使いを封じた楔であった。
しるしを集めたことでそいつは復活してしまう。
あ、ごめんごめん、起こしちゃった?

じゃあまた寝かしてやんよ!!

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・・・いや、誓ってあまり間違ったことは書いていないのだけれど
この緊張感のなさはなんだろう。
(「あまり」:簡略化のためにいくらか適当こいている。)
一周目のプレイのときは、キャラにストーリーに深く感情移入しつつ
約50時間の道のりを堪能したものだが。

次は迷宮を振り返ってゆく試み。
プレイした方は「ああこんなとこあったね」と思っていただきたい。



■チュートリアルフィールド

■黒い部屋ひとつめ(異世界のヒトを召喚するしるし)

■1st save point





第一階層。
谷の底。
■1F
■2F
■3F

■2nd save point





第二階層。
最初の塔。
屋内。
一周目のとき、調子のって進みすぎてPTが壊滅し
セーブポイントまで戻ろうとしたら
復活するタイプの敵に道を遮られ詰みかけた香ばしい思い出がある。
■1F
■2F
■3F
■黒い部屋ふたつめ(マジックストックのしるし)
■4F ちょっとしたボス的なもの。

■3rd save point





第三階層。
次の塔。
蒸し暑い暖性気候で、植物がごさごさしてる。
■1F
■2F
■3F
■4F 一階層のボス的なものが二匹。
■4F-2 硬い敵が沢山いるフロアは、次の階層で盾をとってから来たほうがよさげ。

■4th save point





第四階層。
次の塔。
溶岩ドロドロ。
■1F
■2F
■黒い部屋みっつめ(盾の魔法のしるし)
■3F
■4F
■5F ようやくボスっぽいボス。けど弱い。

■5th save point





第五階層。
廃墟の風情。
毒水がドロドロ流れてる。
■1F
■2F
■3F
■4F
■5F

■6th save point





第六階層。
水の神殿みたいなところ。
床上浸水。
■1F
■2F
■3F
■4F
■黒い部屋よっつめ(変化のしるし)
■5F ボスの貫禄あるボス。ちと長期戦。

■7th save point





第七階層。
紅葉の舞う神殿。
■1F
■2F
■3F
■4F

■8th save point





第八階層。
前層の屋内版。
前層にボスっぽいボスはいないし、セットなのかもしらん。
■黒い部屋いつつめ(時空を超える魔法のしるし)
■1F 層じゅうをめぐりめぐって1Fでボス。つええ。
■2F
■3F
■4F

■9th save point





第九階層。
空中庭園みたいなところ。
すげえキレイ。
のだが、ダンジョンがめちゃクドい作りなので後半はダレる。
■1F
■2F-1
■2F-2
■3F
■4F

■10th save point





第十階層。
木に侵食された廃墟みたいなところ。
せかきゅーのダンジョン、またはラピュタを連想していただければよい。
真のダンジョンメイカーはHPでなく精神を殺す
といわんばかりのいったりきたりいったりきたり階層。
前回書いた、寝落ちしそうになったのもここ。
■1F
■2F
■3F
■4F
■5F ボス。
■黒い部屋むっつめ(叡智のしるし)

■11th save point

->last boss...


ダンジョンが腐れなげえ。
と前回称した迷宮の全貌がこれだ。

ダンジョンそのものの長さに加え、
階層ごとの色々な仕掛けを乗り越え
「よしこの階段上ったら次の階層かな?」
と思うタイミングでまだ次のFがあるというシチュエーションが多い。
精神が殺される。

まあこの迷宮は前述した「悪どい魔法使い」を封印するために
しち面倒くさい構造になっているという設定なので
一周目プレイの際はそれを踏まえて楽しめた。
二周目はだるかったなあ・・・

それでも最後、
魔法の力の根源たるきゃつをぶっ倒したことで
異世界とのコネクションも断ち切られ
共に冒険を繰り広げた異世界の少女と別れを告げるシーンには
感じ入ってしまったものだけれど。



総観した上でのストーリー考察。
世界樹でもやったアレ。

あっちの世界では異世界からの力を魔力と呼ぶ。
 ↓
ただそれを「しるし」に封じて魔法使いになるのは禁止。
 ↓
悪どいあいつはそれをやってのける。
 ↓
奴は魔法の一部を友達のひとりAにも使わせてやる。
 ↓
A「いや禁忌だからそれ」
 ↓
Aは奴を谷に突き落とし、
しるしをバラバラにして迷宮を作って奴を封じる。
 ↓
奴「ぎゃあああ」
 ↓
 ↓
少女が谷に来てしるしを集めることで、奴は復活。
 ↓
奴「うひょー」
 ↓
おれら「おらあ!」
 ↓
奴「ぎゃあああ」


まあこんな感じかな?
黒い部屋に書かれた文言からすると、
Aは奴を封じた際に深手を負ったもよう。

迷宮にはびこるバケモノは
これもまた黒い部屋の文言からすると、
奴が作ったかなんかした魔物。
Aによると、異界の民(おれら)の力(魔力)は
魔物なんか比べ物にならないほど恐ろしいらしい。

ていうか、もちろん魔力は画面のこっちがわにいるおれらは使えないわけで
設定的に、これはファミコンの延長線上なわけで。
ひょっとしてこちらからみた「異世界」って
「ゲームの世界」なんじゃねえ?

向こうの世界のヒトが恐れている力っていうのは、
ゲームにおける「プレイヤーの力」なんじゃねえ?

というのがこのゲームを通した緑さんの見解だ。

ついでにひとつ気になるのが、
Aの遺した文言にある
「彼はここから出れない 私も出れない」
という内容。
これAも迷宮の中にいるってことだよな。
倒してきたボスの中に、Aが変異したバケモノがいたと考えてみると
またちと面白いことになりそうだ。



今回のハナシは攻略チャートと銘打とうと思ったのだけれど
まあこれ、攻略情報が必要なほどこ難しいゲームじゃないので。

楽しませていただいた「ラビリンスの彼方」
これにて擱筆する。

おまけ。
二周目でつけてたプレイメモ。





クルケパンジェ!!


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