世界樹の迷宮2。
諸王の聖杯。






バードは経験値アップスキルのため真っ先にメインメンバーに。
後半では攻撃力アップ、HPアップ、状態異常防止要員。
世界樹ではキャラの名前をつける際、
知り合いの名前を羅列して、
イメージの合うキャラを当てはめていったのだけれど、
こいつの場合、モデルは合唱活動をしている子。
パーティ中もっともイメージが合って
最後まで愛用させていただいた。





やらないヒトのためのあらすじ。

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やってきたるは桜色に染まる第四階層。
じつに風靡だ。

すでに地上から随分と高度をとったこの階層
そこで出会うは、この世界樹の先住民たる「翼の民」。
聞くところによると彼らは、一行が撃破を目論む
「世界樹の支配者」を神とあがめる一族であるよう。

んー。
なんかそんな連中の住処を突っ切って
支配者をボコりにいくのはやりづらいなー。

などともじもじしていると
入る知らせは一条の光明。
聞けば翼の民の住処である第四階層のテッペンに
凶悪なモンスターが住み着き、
連中の暮らしをおびやかしているという。

そいつをボコれば翼の民に恩も売れるし
第四階層を突破できるし一石二鳥である。

さっそく出張り、魔鳥ハルピュイアを片付けてやる。

和田さん一行に一目おいた翼の民から聞くところによると、
この先には神のおわす天空の城がある。
進むならば、心して進むがよいとのこと。

ついに支配者の尻尾をつかんだ和田さん一行。
気合十分に、伝説の天空の城へ向かうのであった。

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「はー、何てこったい。」
「ああ、公国につたわる伝説の天空の城。
 よもや実在したとはな。」
「さて。
 支配者がどんなつもりでそんな伝説の城に引きこもって
 悪事をやらかしてるのか。
 聞き出してやろうかしらね。」
「むむう。」




第四階層ボス、ハルピュイア。
ダクハンの封じスキルでほぼやっこさんのスキルは封じられ
大勢が決してしまった。
防御力が低いのであろう、
マダンテが決まり、カスメの毒が決まり、勝利。

都合よく毒がレアドロップの条件だったらしく、
おいしい展開で四層終了。


「しかし。君たちも真面目に考えることがあるんだな。
 まあ天空の城が実在したというのだから
 当たり前の反応だけれども。」
「え?
 いや、そんなことよか、ハルピュイアとの戦闘で
 あたしレベルキャップしちゃったんだけど。
 くっそー、術式の威力もこれで頭打ちかよー。」
「お城のお宝はまだお預けかな……
 どうせ支配者が独り占めしてるよね……」
「……まあ、
 これくらいどっしり構えられると心強くはあるわね。」

最高レベルが70なのにはびっくりしたぜ。
そしてゲームバランスに感心し賞賛した。




第二階層の悪夢、サラマンドラに挑戦してみた。

初戦。
バードのダメージ軽減スキルで攻撃を緩和できて
調子に乗ったのもつかの間。
全体即死スキルで蒸発。
開いた口が塞がらない。

次戦。
ダクハンのフォーススキルで
やっこさん全スキルを封じられてざまあみろい。
マダンテをはじめ高火力技を叩き込むアルケミ。
HPの多いサラマンドラさん。
やがて解ける封じ。
全体即死。

最終戦。
今度はバードの攻撃強化スキルなど併用して火力押し。
さらに運よくダクハンの封じスキルが成功する。
重ねて全体即死を数人が回避する。
アルケミの核熱で押し勝ち。


「まあ実は僕の状態異常防止スキルで
 即死も無効化できたんですがねー。」
「気付くのがちょっと遅かったよね。
 そして今回もいい魔砲少女っぷりだったね和田ちゃん。」
「かかか、まーな。
 しかしバードくんのスキルは色々あって面白そーだな。
 防御力アップスキルもあるし、
 これでうちの防御不足は解消をみたんじゃねーの?」
「そうね。
 痒いところに手が届くようになってきたかしら。」
「そうだな、大抵の敵勢には対応できるだろう。
 さあ、支配者の本陣へ乗り込もうか。」