世界樹の迷宮2。
諸王の聖杯。






レンジャーは攻撃より探索採集寄りの育成をしていました。
アザーズステップのポテンシャルに気付いたのはあとになってからで
最初のころは弓ぶっぱしたり速度をいかしてアイテム担当など。
しかも前衛で。
使いたいジョブが後衛職ばっかりだったんだよなあ。

こいつのフォーススキルが
せかきゅー2の主なメインバグのひとつだった。
それを差し引いても良い性能でした。





やらないヒトのためのあらすじ。

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第二階層は紅葉まっさかり、燃えるような木々の樹海。
降りしきる落葉をなか歩を進める一行は、
またも他の冒険者ギルドと遭遇する。

その名は「エスバット」。
この国でナンバーワンの実力者たちだが、
ベオウルフとは似ても似つかぬ不遜な連中である。

連中いわく
「この階層のボスはてめーらじゃ手に負えねーよ
 尻尾まいて帰んな」

ファーック!

怒髪が天をついた一行は
アグレッシブに階層ボスを叩きのめしてみせる。
が、憎きエスバットの姿はどこにもない。
連中はさらに上の階層であろう。
シット。
その舐めた口を忘れんぞエスバット。
サラマンドラもかくやという熱い意志を胸に
一行は第三階層へ向かうのであった。

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「うおのれェェ!」
「落ち着きなさいよもう。」
「でもよ!」
「次かち合ったら水牢にぶち込んでやればいいじゃない。」
「ちょ、ダクハンちゃん?」
「長めのロープでバンジージャンプだよ。」
「あー、いや、ほら、連中にもきっと事情があんだよ。
 好意的に解釈すれば、危険な階層に臨むにあたり、
 忠告してくれてるともとれるし……。」
「和田ちゃん何してるの。
 いこう。地面に咲く赤い薔薇大作戦だよ。」
「お、おう……。」




引き続き道中のFOEはすべて撃破。
なんかやたら硬いカボチャがいて苦労したなあ。
アルケミの核熱とカスメのペインが通じたので
なんとかなったけれど。
他のFOEは、まあ、普通に。
マダンテマダンテ。

ん?
サラマンドラ?
あれはFOEじゃない。
もっとおぞましい何かだ。




第二階層ボス、炎の魔人。
そろそろマダンテ一撃で決着とはいかなくなってきた。

ただ大分パーティ全体の火力も上がってきたのもあり
2ターンで決着。
相変わらず戦略性皆無だけれど、
まあ、今回はそういう遊び方ってことで。


「てかダクハンちゃんの即死スキルが強すぎるんだよな。
 敵の残りHPが5割切ってれば100%即死っていうね。」
「レンジャーおにーさんのアザーズステップからのマダンテ、
 続けてダクハンちゃんが首を狩れば
 大方の戦闘はワンターンエンドだもんね。」
「雑魚は典子ちゃんの睡眠呪言でほぼ落ちるものね。
 不安要素を挙げるなら、マダンテでHPを5割削れない、
 眠り耐性もある、即死耐性もある敵の出現かしら。」
「ま、少々楽をしすぎな感も否めないけれど、
 勝てば官軍というし。
 必勝パターンは歓迎すべきだろうな。」
「うっし! んだらエスバットの後を
 ……いや、第三階層に殴りこもうや。」