概要

前回、アデランスに行ってきたけれど……

こんどは SBC (湘南美容クリニック) に行って、無料カウンセリングを受けたぜ。まあ、セカンド・オピニオンみたいな感じで。あと、アデランスを体験してから洗髪のやり方を変えたので、その成果を見たくてね。

 

サマリ

 

■ 緑さんの頭髪の様子は?

アデランスでの診断結果と同様。ただし SBC では、男性型脱毛症の進行度を1から7の数値で表してくれる。緑さんは1ちょっと過ぎくらい。

してアデランスでは、緑さんの頭皮には炎症があると診断された。そのときに貰ったアドバイスをもとに、洗髪の方法をすこし変えたのだ。結果、今回は炎症がないと診断された。そう。これを目指していたのだ。よかったぜ。

具体的には、シャンプーを替え (1,000円弱のモノから4,000円弱のモノへ)、シャンプーブラシや櫛を使うことをヤメた。そして運動した日は2度洗いをするようにした。

 

■ 男性型脱毛症って何や?

アデランスでは、 “男性ホルモンのテストステロンが皮脂と結合して生まれたジヒドロテストステロン (5αDHT) が、毛母細胞の受容器と反応して発生する脱毛症” という説明だったな。 SBC のほうでは “テストステロンがジヒドロテストステロンになり、受容器と反応して発生する脱毛症” という説明だった。

 

■ SBC では男性型脱毛症をどう治療する?

フィナステリドという内服薬で、テストステロンがジヒドロテストステロンになることを止める。これにより男性型脱毛症の進行を緩やかにする。また、ミノキシジルという内服薬で育毛を促進する。どちらも全身に作用するため、全身の体毛が濃くなるものである。また、以下のリンクにあるよう、それなりに副作用もある。

 

■ フィナステリドの作用の理屈から言って、一生飲み続けることになるのでは?

そのとおり。

 

■ こういう、ホルモンに作用する薬品って、服薬をヤメたときリバウンドくるイメージがあるがそういうことはある?

リバウンドというか、 “本来の進行度” へ急速に近づいていく、ということはある。ただ、 “本来の進行度” まで達することはほとんどない。

つまり、50歳でヤメたとき、服薬していなかった場合の50歳の状態へ近づくことはあるが、服薬していなかった場合の50歳の状態になることはないってことかな。

 

感想

診断結果がほぼ同じで、療法が違うというのが面白かったな。内服薬を用いて、科学的に AGA へアプローチするという点で、やはり効果の確実性としては SBC のほうが上であるように感じたな。だけど、一生内服を続けることになる点、一生献血を受けられなくなる点……といったデメリットは人によってはかなり大きいものとなろう。