年内にコンプできてよかった。気に入っているエンドは、セプテントリオン編が憂う者ルート、トリアングルム編がサダクルート。ってどっちもサダクじゃねーか。このゲームのキャラにはたいして共感ができないんで、ソロルートに入っちゃう傾向にあったのかもしんね。
しかし7周ってのは俺にしてはよくやったものだよなー。ぶっちゃけ後半は意地だったぜ。大晦日までに、しっかり一本コンプしておきたい、って思って。これだけやりこんで思ったことがある。こういった「エンドをコンプする」プレイはやめたほうがいい。1周目のプレイでは、コンプのこととか考えてないから、ゲームに没入して自分の感じるままの選択肢を選んでエンドを迎えるわけだ。余韻も残るし思い入れを感じる。でもエンド条件を埋めるために選択肢を機械的に選びつづけているうちに、最初の感動が薄れちゃうのだよな。1周目では主人公の気持ちになって他キャラたちとコミュニケートするのを楽しんでたはずなのに、ただのキャラクターとしか見れなくなっちゃうんだよ。コンプできた嬉しさはあるけれど、それよりもゲーム世界に浸かった気持ちをキープするほうが俺にとってはいいんじゃねーかなと思ったわけだ。

「エンドをコンプする」プレイについての弊害を書いたが、これは実はエンドのコンプをもうちょいイージーにすることで解決できるんじゃないかとも考えた。というのもこのゲーム、周回がクッソ面倒なんだよな。もし、サバイバーズ・アワードが全データ共有でさ、エンド分岐前にセーブしとくだけでサクッとエンドを見れる仕様だったら嬉しかったな。最初の感動もあまり薄れないだろうし、プレイ時間もこんなに膨れ上がらなかったろ。2周目の敵追加もあるから結局周回はあることになるけど、2周くらいなら全然構わないぜ。7周はやらせすぎだろう。

とはいえ。7周もやれたってことはこのゲームはとっても気に入ったってことになるよな。楽しめたよ。俺はSRPGは結構好きかもしんない。あとキャラゲーも楽しめるようだ。

エンド以外のサバイバーズ・アワードの難度は丁度いいと感じた。メガテン4FINALでは悪魔全書コンプを諦めた。それはコンプに運が絡むからだったけど、今回はそんなことない。フリーバトルをこなしてお金を貯めれば絶対コンプできる仕様だ。この点も、俺としては好感。






パーティは基本的に「MP回復用の魔王系(覇王の盟約持ち) + 移動のための夢幻の具足持ち」だった。夢幻の具足は行動ディレイが少ないのがいい。しかし高レベル帯にはヘイムダルしかおらんので、仕方なく魔人(異界の住人)にチェンジした。魔人連中はMP消費がハンパないが、魔王がカバーしてくれる。ステータス振りは「魔:体:速=2:1:1」くらいで。 強敵の対策を以下にちょろっと。
アリス
結構ヤバいが、マップ兵器「ライフドレイン」と極悪「死んでくれる?」の対策ができてりゃOK。耐万能と、英雄の証、体ステータスの高いチームを用意すればイケる。
ティコ
コイツはマジでヤバい。1.アリスのときと同じく防御を固める。2.魔王(覇王の盟約)は攻撃した相手の行動順を遅くするって効果があるんで、魔王+魔人のパーティで攻撃しまくり相手に行動させない。3.お供は倒し続けると召喚がなくなるので全部倒す。これでなんとか倒せた。



ストーリーのサマリをちょろっと書いとく。

世界の管理者ポラリスが人間を存在不適切と断じ、セプテントリオンなるバケモンをけしかけ世界を無に帰そうとする。だが元・ポラリスの剣であるサダクさんは人間をめっちゃ気に入っており、それを憂うと共に、人間の可能性を試すため悪魔召喚の力を与えてくれた。おかげでセプテントリオンを叩きのめすことができ、ポラリスに謁見するところまでこぎつけることができた。しかし、どんな要求を叩きつける?(というところでエンド分岐。)そして人間が選択したのは、ポラリスを叩きのめし、サダクさんに世界を回帰させてもらうことだった。これなら壊れた世界ももとに戻るし、バケモンをけしかけてくる管理者もいなくなるしで万事オッケーだぜ!

で回帰をした世界で人間はちょっとずつ成長しているように見えたが、今度はトリアングルムなるバケモンが襲ってきやがる。今度はポラリスじゃなく、新管理者アルクトゥルスがやってきやがったのだ。おいサダクさんどうなってんだ管理者また来てんじゃねーか、となるわけだが、実はポラリスにとってのセプテントリオンみたいな「剣」をもっていないサダクさんには管理者となる資格がなかったので、新しい管理者が来ちゃったというわけらしい。まあ、じゃあ仕方ないのでまた悪魔召喚をつかって管理者を潰し、さらにはもっと上層の世界管理システム、カノープスもやっつけちゃおうということに。そして管理システムの外に新しい世界を作り管理システムからの脱却を目指すか、新しい「親人間」の管理者を立てるかなんかすれば、管理者に襲われまくる問題は解決するだろう、となる。(ほんで俺の好きなエンドが、)選んだ道は、主人公を管理者的存在に書き換え、サダクさんを剣とする管理者に据えることである。これにてめでたし。