サマリと感想を書く。



いかした科学者さんが、ぱねー発明をして商品化までこぎつける。それに焦ったのが以前その科学者さんを会社からおいだしたスーパー大企業の社長さん。このままでは業界の売り上げをもってかれちまう。しかしそいつにとって都合のよいことに、科学者さんの妻が社長さんに協力的であった。この妻はクソアマであり、立場と贅沢な生活と引き換えに科学者さんを抹殺し、すべての財産を手にすることを目論んでいたのだ。このクズコンビの計画は周到に進められたが、科学者さんのやんちゃな息子がその計画に気付く。かれは親友と協力して、クズコンビの計画をメタメタにするのだった。めでたし。



こないだ絶賛した『星を継ぐもの』とほんとに同じ作者さんか? ってくらい、感じるものがなかった。俺の好きなミステリー的な要素がほとんどなかったからかも。
サマリに出てきた「やんちゃな息子の親友」ってのは日本人なんだけど、なんか、外国文学には結構日本人が出てくる気がする。最近読んだ本では、その物語における外国人として、フランス人、ドイツ人、日本人が頻出だ。日本人が異色すぎる。