アメリカのドラマ『EUREKA』を観てた。天才の集まる町で起こる事件に一般人の保安官が挑む、基本的に一話完結のドラマ。上に貼り付けたOPだけども、この曲が結構気に入った。出だしがマビのタルティーンに似てね?

初期のほうはコメディ色がわりと強くて面白かったんだけど、あとのほうはメロドラマめいてきてなかば惰性で観るかたちになってしまった。とはいえ登場人物がわりに魅力的で楽しめた。ポケモンのBH攻略中に観てたのもこれ。事件が一話完結なのはやっぱりポイント高いよ。

気になった点、気に入った点など。
・カーターとスタークの絡みが良い。いわゆるライバル関係とはちょっと違うんだが、反発しあう仲。研究所所長の任を解かれたあとのスタークがカーターといいコンビネーションを見せるのもワクワクした。あー、責任ある立場だったから反発せざるをえなかった部分もあんのね、とか。事件解決のあと、「やったなカーター。…おや、お前を褒めてるのにイヤな気分にならないぞ?」「そろそろくるんじゃないか? スターク」「おっ、きたきた。」このやり取りは最高だった。
・"trust me"というセリフが多すぎる。「俺を信じろ」というのは俺が辟易するフレーズのひとつだ。信じられる奴はそんなこと言う前から信じられてるわ。けどまあ多分これは、言語によるフレーズの使用感が違うんだと思う。"what's up?"みたいなものだ。別に体調を気遣っているわけじゃなく、挨拶なのだ。
・起こる異変がヴァリエーションに富んでいて楽しかった。とくに世界全体が変わっちゃってる系、脱出系はやっぱりわくわくしてしまうな。
・天才の町のなかの一般人、という立ち位置のカーター保安官だけど、いや、この人天才だろ。科学の知識ほぼゼロなのに、「さっき超電動なんちゃらとか言ってたが、それをこの事件解決に使えるんじゃないか?」とか。頭が柔軟すぎる。毎回起きてる事件はほとんど、解決しなかったら町崩壊あるいは世界崩壊っていうレベルのものなんだが、どれもカーターがいなかったら解決してないくさい。ホントに凄いと思うし、だからこそ彼が寝込んだときに町中の人が見舞いに来てくれるハナシには納得だし、感涙した。
・冒頭のOPはシーズン4から省略される。提案したの誰だツラを貸せ。