新世界樹の迷宮 ミレニアムの少女。14。

あらすじ。
完クリしたので総括。







「ふっ…。エトリアに来てから色々あったけれど、
 とうとうやり遂げたわね、アタシ達。」
「第一階層で花と山菜を摘みつつ過ごした一年間…
 今となってはあっという間じゃったのう。」
「そこ!? 確かにあの一年は大変だったけど!」
「典子ちゃん達はエトリア来てからどんくらいになんだ?」
「一年半くらいだと思うよ~。」
「本当に第一階層でエトリア生活の大半を過ごしたのか…。」
「これっからどうすんだ三人は? エトリアに住み着いちまうか?
 執政院とコネも出来たし、過ごしやすいと思うぜ。」
「そうだね。コネを活用して天下りを!」
「いや、天下りは天に昇ってからにしとけよ。」
「あ、あのう。私状況が全然飲み込めてないんですけど。」
「じゃあ光利ちゃんのために色々整理してみましょうか。」


ストーリーのサマリー。
大昔、科学が発展しすぎて世界があぼんしかける。
大地浄化マシーン世界樹が完成するが、浄化に数千年かかると判明。
開発者のヴィズルは浄化を見届けるため世界樹と同化して数千年生きることにする。
時を経て新しい大地ができ、世界樹の枝葉の合間に迷宮ができる。
モリビトもその中で生まれる。
エトリアができ、ヴィズルが治める。
世界樹内部のモリビトと摩擦が生まれ、争う。
住み分け・相互不干渉の協定を結ぶ。
エトリアがちょっと傾きかける。
こりゃマズいとヴィズルは考え、世界樹の内部を観光資源として公開することに決める。
「すげー迷宮が発見された! 踏破できる者はおるか!」と白々しいお触れを出す。
モリビトとの協定はエトリアの利益を優先し一方的に破棄。
本当に踏破されてしまうとミステリアスな観光資源としての価値がなくなってしまうので、側近のレンとツスクルに命じ優秀な冒険者はこっそり始末……というシステムにする。
主人公ギルドがガンガン踏破していく。
レンとツスクルも倒す。
ヴィズル自ら主人公ギルドを始末しようとするが、返り討ちにあう。
世界樹最深部には大地の汚れが集約された怪物フォレスト・セルがいたが、それも主人公ギルドに駆除される。

総括すると「高齢者の政治的策謀に巻き込まれるが圧倒的暴力ですべて解決する話」である。


「こんなところね。」
「ほへえ。ってやっぱりあれ裏ボスだったー!?」
「そういえば君達のギルドの先輩達は何をしているんだ?
 君達より強いなら、今回のゴタに
 手を貸してくれても良さそうなものだが。」
「先輩達はうち達とは色々とレベルが違うんだよ!
 よく分かんないけど、こないだギルドハウスで会ったときは、
 ニアラがどうのこうの言ってたよ?」
「レベルというかゲームが…」
「ところであたし、気になってることがあるんだけど。」




「なんで酒場でこの二人だけ未読状態なんだ?」
「一番上は、亀の魔物を捕獲するクエストを受けたとき、
 情報をくれた人なんだけどね。
 情報料としてその亀の肉を要求してきたのよ。」
「まだ渡してないってことか?」
「だってうちの毒で倒した亀なんだもん。
 お客さんにもしものことがあったらだめだよ~。」
「本音は?」
「このキャラ、肉を渡すとむかつくセリフを云うからあげないよ!」
「メメタァ!」
「じゃあ探偵のオースティンは?」
「このキャラ、むかつくから放っておくよ!」
「典子、意外と感情型なんだな!?」
「地元じゃ水よりも沸点の低い女と呼ばれていたわね。」
「うちの沸点は37度5分です!」
「何? 典子ちゃんって風邪ひいたら蒸発すんの?」











ギルカ云々について。
ギルカのコメント通り、ゲーム購入時から勲章フルコンプが目標だったので達成できて満足。SDカードリーダーがないんでQRコードはケータイ画像で御免して下さい。ていうか全体的に画質悪くて御免なさい。ギルドハウスで「将来的活用を見据えたデータ」を保存できる機能があるけど、これは次回作にどう使えるのだろうな。楽しみだ。

ゲームについて。
もともと久々の世界樹を少人数、高難易度でじっくり遊びたくて買ったんで、ストーリーモードにはちょっとちょっと面食らってしまった(一度ストーリーやらないと全職解放されないのでお預けを食らったようなもん)。が、結局ドハマりして、3DSでいちばん長時間遊んだゲームになってしまった。これはストーリーモードのキャラに愛着が湧き、それがゲーム自体に対する愛着に繋がったからだと思う。いやあ楽しかった。
だがグリモアマラソン、お前は駄目だ。普通にシナリオを進めている間、自然に生成されていくぶんにはまあ良い。でも強ボス対策に新しいグリモアを能動的に生産するのがかったる過ぎるんだよなー。穿った見方をすれば「3DSでいちばん長時間遊んだ」のってグリモアマラソンのせいじゃねーの? となってしまう。
まあ全体的には全然満足だ。

ギルメンリスト。職業/名前の由来。
遥香: レンジャー→パラディン/知り合い
光: ブシドー→ダークハンター/知り合い
典子: カースメーカー→バード/知り合い
和田: アルケミスト→カースメーカー/知り合い
ハインリヒ: ソードマン→レンジャー/ハイネ
フランツ: レンジャー/カフカ
ヘルマン: レンジャー/ヘッセ
光利: ブシドー→ダークハンター/光のもじり
ジークムント: カースメーカー/フロイト
エレン: ハイランダー/昔飼ってた犬


「それじゃ遥香と光、光利は一度郷里に帰るのか。」
「そうね。ちょいと心配症な両親でねえ。」
「ワシも妹を送るついでに、ちと里帰りじゃの。」
「典子ちゃんは残んのか。」
「うちはべつに、今帰る理由もないからね。」
「んじゃ今度旅行行こうぜ、旅行。
 ハイランド地方っつー面白いところがあるって聞いたんだよ。」
「楽しそう、行こう行こう!
 うち達の旅行は、始まったばかりだ!」
「いやまだ始まってねーから。」
「まったく姦しいわね。
 それじゃ典子ちゃん、和田ちゃん、ハインツくん
 また会う時までね。」
「ああ、達者でな。」
「行くかの。ありがとう世界樹、さようなら世界樹。」
「おつかれさま~。」





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  1. あぁ面白かったw
    多分世界樹が面白いんじゃなくて、みぃこの掛け合いが面白かったんだな……。

    今度新しいのが出たら一緒にやってみたいものです。(※紫苑の3DSは現在行方不明)

  2. あ、読んでくれてたんだ。
    世界樹の採用しているwizシステムはRPGの原点だからな、RPG好きには勧めておきたいゲームだぜ。(お前の3DSずっと行方不明じゃねーか。そろそろ死亡認定出していい頃)