ビビっときたモノのことを書く。チタン製のマグカップだ。

我々ルームメイト衆はよくコーヒーを飲む。ただぼくは自分用のマグを持っていなかったのだよ。ぼくが持っているのはペットボトルだけ。こちらが愛用のペットボトル。

でもペットボトルにコーヒーを淹れるわけにはいかないので、彼女らのマグを借りており、一方で自分用のマグをずっと探していたんだよな。そしてとうとうたどり着いたのがチタンマグという選択肢。

  • 落としても割れない。
  • 見た目クール。
  • 耐熱、というかむしろ直火にかけて湯を沸かせる。
  • 持つとこが畳める。
  • (この商品に限っては)蓋が付属しており、閉めるとなかなか中身が冷めない。

完璧だ。

もともとは「割れない」ことだけが要件だったのだけど、その上を行くアイテムと出会ってしまった。この数ヶ月つねにノースフェイスリュックに入れて、どこでも使い倒している。

蓋についてはちょっと書かねばなるまい。チタンマグの価格を比べていると、蓋付きのものは少々お高い。それでもぼくを購入に踏み切らせたのは焚き火に置いて湯を沸かす場合、蓋がないと灰が入るという見地だった。

な、なるほど確かにィー!! 購入!!

……まあ、その、とにかくぼくの好みに俄然ヒットしてしまったわけだ。ちなみに購入前、この蓋はどの程度締まるんだろうと訝ってたんだけど、ちゃんと押し込める作りになっていて満足だった。

今回選んだのはゴートレンジの420mlマグ。上述の条件を満たすマグのなかで、お安めのものを選択した。チタンマグというジャンルではスノーピークのものが有名らしいのだけど、スノーピークで蓋のあるものはなかったね。

マグ自体のデザインではエバニューのマグが一番気に入ったのだけれど、それも蓋がなかった。

ようやく堂々とコーヒーを飲める。