短めのフリーゲームがあったんでやった。フリゲ系の記事はどんなけ短くともネタバレ防止のため「続き」をつかう。





トバリドトキシン。
HPはここ

記憶がとんじゃってる女の子が主役。




俺の好きなRPGの設定で「主役が記憶喪失」ってのがある。なんでかといえば、ゲームを始めたときの俺はシステムとか世界情勢とか全然わかんないから、主人公もまた全然わかんない状態だとシンクロ感が味わえるためだ。俺が「へーそーなのか!」つってるときはキャラにも「へーそーなのか!」つって欲しいわけである。もちろんこのシンクロ感を味わえるなら記憶喪失でなくともなんでもよくて、そもそも主人公の設定が無いSQとか、あらかじめ主人公のキャリアを教えてくれるRuinaなんかも良かった気がする。
クロノトリガーはそこらへん微妙だけど、ルッカの導入はゲーム冒頭でうまい具合に挟んでくれるし、ていうか名作すぎるので別枠。その点マザー2は最初のキャラメイクの際「運命の仲間たちをあらかじめ全員教えてくれる」という離れ業をやってのけているのでマジパネェ。またマザー2みたいなゲームをやってみたいものである。いや何をしてマザー2的かと問われればまだ考えてないけど。いや俺的には、FF6みたく出会うはしから名前を決めろと言われるのが苦手でしょうがないのだよな。まあFF6もFF6でずば抜けた名作なので別枠扱いなんだが。






というわけでゲーム冒頭の「え、なにも覚えてないの?」はワクワク感をもててよかった。あとギルド周辺の得も言われぬ憂鬱げな雰囲気も「おいおい何があったんだよ、原因俺も知ってるの?」とか考えられて楽しかった。
ただ神秘的な雰囲気と不似合いな、キャラたちの性格はどうもな。ちとラジカルすぎというか。あとシナリオボスが存在しない物語に戦闘システムがあるのはどうなのというか。武力で物事が終結する世界だからこそ戦闘するのであって、そうでない世界の戦闘はちょっと違うだろうと俺としては感じざるをえなかったかなあ。
まあちと調べてみるとこのハナシは前作があるらしく、そっちも見たほうがよかったのかもしれん。

ちなみに「乗ってた船が難破して、あなたはしらない土地へ流れ着きました」も好物です。マインクラフトをやってたときは「自分は気づいたら知らない海岸に流れ着いてた」っていう脳内設定で遊んでた。というわけでいまはelonaにはまってる。