みろりHPのファイル置き場 - GCCS-CS1.0
--- 2017.04.01.追記 ---
Windows7において、管理者権限でないとテキスト出力ができない不具合があるっぽい。ゴメン。




これはクトゥルフTRPGキャラクターメイク用ツールだ。みろり通の貴兄らは「またこれ!?」とお思いであろうが、そう、またこれである。これまでに三回おんなじもの作ってる。ただ今回は作成に使ったプログラミング言語がこれまでと違う。最初のふたつがPythonで、次がPHPで、今回はC#だ。なんか知らんけど、PythonのプログラムはPythonのインストールされてるPCでしか動かないのに対し、C#で作るアプリはWindowsのデフォルト機能を利用しているそうだ。だから、アプリケーション本体のサイズが軽くなるんだってさ。それで興味をもったのだよ。Pythonプログラムを仲間に配るとき、いつもフォルダ単位のパッケージになっちゃうのが気になっていたからね。今回はたったひとつのexeファイルのみだ。しかもサイズが100KBちょい。Pythonの同プログラムは、パッケージまるごとで16MBだぜ。すなわちさ、前回よりも機能がアップしているクセにファイルサイズは160倍軽くなってるわけだ。スゲーな。



今回のバージョンの面白い機能を下に並べてみる。前バージョンを実際に使ってもらったフィードバックを反映した結果だ。
  • ルルブの職業を選択でき、それぞれの対応技能をツール上で閲覧できる。
  • さらに対応技能にチェックがつくんで技能振りのユーティリティが上昇。
  • 武器もネットにあったものをいくつかピックアップして選択できるようにしてる。これも詳細ボタンクリックで説明を閲覧できる。
  • 画面全体をタブ分けして、アイテム欄やコメント欄を拡大した。
  • 以前からのステータス一括ランダム作成に加え、個別ロールも可能に。
  • 以前は収入の項目がなかったのだけど、追加した。
  • テキスト出力するとき自分で置き場所とかを選べるようにした。Windowsユーザにはお馴染みの「名前をつけて保存」みたいなダイアログも出るよ。なんかホンモノのアプリケーションみたいだぜ。
なお、開発はWindows10上で行い、スクリーンショットもそこで撮影したものなんで、他Windowsでちゃんとデザインが表示されるかはわからね。




こんな感じ。



冒頭でC#すごーいみたいなこと書いたけど、Pythonと全然性格が違くてめちゃめちゃ苦労した。Pythonと違って制作は全部Visual Studioなるソフトの上で行ったんだけど、ソフトの使い方を覚えるのが一等かったるい。苦労話なんて、ほとんどが「ソフトの使い方わかんねえ!」みたいなもんだ。C#のスクリプトを書くこと自体はあんまり苦労しなかった。こいつは静的型付け言語っていって動的型付けのPythonとは違うみたいなんだけど、わりと手に馴染むのを感じた。なんかカッチリしてて、書くの楽しめたよ。根が真面目だからよう、へへへ。
Visual Studioのある程度の操作を把握しちまえば、GUIをお絵かきみたいに作成できるから楽になっていく。が、それをいいことにお絵かき感覚で100個以上のテキストボックスを置いたせいで、製作中の管理は至難を極めた。ボックスがちっちゃいから全部ちっとずつ大きくしよう、なんてことを思いついたが最後、延々と100個のテキストボックスをクリックする作業のスタートだ。それもこれもすべて作りが荒いせい。C#なんて触ったことないからムリもないんだけどさ。次に触ることがあれば、全部のコントロールをグループごとにまとめて管理するようにしないとやってられんわ。